トラブルシューター 解決士 (2010) 韓国

[790]ソル・ギョング主演ってあるけど詐欺じゃん、オラがギョング出てねえじゃん
★★★★☆☆

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オラはいま最高に落ち込んでいる。
もちろんこの映画を観たせいだ。

オラがソル・ギョングが主演。
脇にオラがオ・ダルス、オラがチュ・ジンモ、オラがソン・ジェホ。
そして脚本にはオラがリュ・スンワンの名も…。

すごいメンバーだよなあ、嬉しいよなあ、と思う。

が…、が、が、が、ががっ、
面白くもなんともないじゃないかっ…!!

内容は…、内容は…、
「公共の敵」+「生き残るための3つの取引」を2で割ったようなやつ。
書く気になれん…

物語的にはオラがリュ・スンワンが参加してるから、
それなりには書けてる。
で、リュ・スンワンが撮れば、
もしかしらちょっとした傑作になったかもしれんぞ!
という気もする。

が…、が、が、が、ががっ、
これはだめだわ。あかんわ。クソ面白くもないでえ~!
つうことは、ま、ひとえに監督の問題つうことなんだが…

本国の韓国では184万人を動員。
2010年、第13位の興行成績だったらしい。
嬉しいなあ、ルンルルン…!

最近の韓国映画は不作だから、
ま、それくらいは入るかもなあ、というような映画ではあるのだが、
残念ながらオラの落ち込み度は「悪魔を見た」をはるかに、
う、う、上回っちょる…!(笑)

「悪魔に…」にはえらく文句をつけたが、
文句をつけたのは、
ビョンホンの苛立ちが痛いほどわかったからだ。
ビョンホンに思い入れができるからなのだ

でもこの作品は…、この作品は…

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これ、だれ…? 
新人…?
オラ、見たことねえべ…………………。

え~~~っ!ソル・ギョング!?
ははは…、またあ、そんなこと言ってオラばかついでえ
こんなのっぺらぼうなソル・ギョングいるわけねえじゃん。

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これ、だれ…?
ソル・ギョング? またあ………。
だからさ、言うてるでしょが、
オラがソル・ギョングがこんなスカな訳ねえじゃんって…

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ね、この青年、だれなのよ…?

な訳ねえって。
これ、ラストシーンなんだよ?
信じてた連中に裏切られて、
可愛いひとり娘監禁されて、殺されそうにまでなって、
ほいで最後、いままでの恨みと怒りをぶつけるつう展開よ?

それを…、それをおめえ…、オラがソル・ギョングが、
オラがギョングがこんなスカな演技するわけねえだろう。

ギョングなら、ドゥワ~っと狂気と魂が
画面突き抜けてこっちに飛び散ってくるじゃん。

でも目死んでるじゃん、こいつ。汗ひとつかいてねえじゃん。
人間の生理、希薄じゃん。肉体ないじゃん。
ギョングじゃねえよ、見てらんねえよ、ハハ…

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あっ、このひと知ってる、オラがオ・ダルス!
いいねいいね、メチャいいじゃん!

比べてごらんよ、上の新人と。全然違うじゃんか。
当たり前だけどさ、いかにも人間っ!つう感じだよね。
生理あるよね、肉体あるよね。

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な~んもしとらんのがいいよねえ、オ・ダルス。
ただ出演すればいいのね? 顔見せればいいのね?
なんもせんでいいのね? それでギャラもらえるのね?
いいじゃん、出てやろうじゃないか、って感じがいいよねえ…(笑)。

コレ撮った監督、やたら動き回ってるよな。
いかにも、やってるぞ!行け~!って感じで。
カメラも動き回るし、カットカットの連続?

そ。一時のアクション映画のやりかた…。

それでも面白い映画けっこうあるんだけどさ、
でもそん時は、カメラが動き回ろうが、
あまりのカットの多さで目が回ろうが、
面白いのはじつは
カメラが核心を確実に絵にしてるからなんだよね。

でも、この映画ソレがないわけよ。
動き回ってるだけで肝心な部分はな~んも映しとらん。

と、空しいよねえ、空虚だよねえ。
ひたすら空虚…、それがコレ…!

オ・ダルス、現場でそれ感じたんだろなあ。
なんじゃ、こいつらは、このスタッフは?って…。
ほいでアホらしくてな~んもせんかったんじゃないか!
と思うでえ~…。

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オラがオダルス、見て、よ~く見て。
首が肩にめり込んでるよねえ。
異様だよねえ、異形だよねえ。

だから観ててこっちは思わずじ~っと覗き込みたくなるよねえ、
オ・ダルスの異形なるその精神世界を…(爆)。

そうなんだよねえ。
監督やカメラがどんなに激しく動き回ろうが、
この映画はオ・ダルスのこの異形なる肉体には
てんで勝てねえんだよね!

そのことがこの監督にはな~んもわかっとらんのだべ…。

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しかし最近の韓国映画、
この種のド派手アクション系とか、ホラー・サスペンス系とか、
ほんと多くなったよねえ。
これでもか、これでもか!って感じの映画…?

こういう時ってヤバイよね、まずいよね。

こういう時ってのは、
時代や世の中があんまし動かなくなってる時が多いんだよね。
で、作り手のほうも主題を見失って、
なんとなく空虚になってる。

で…、うわっ、こりゃいかん、なんとかせんと!と思って、
これでもかこれでもかって動いてしまう?
「悪魔を見た」もそうだったんだけどさ。

でもそうやって動けば動くほど、
世の中や作り手の中に巣くってる空虚さが浮上してしまう
っていう悲惨な結果になっちゃうことがほとんどなんだよね。

所詮、世の中や作り手の背景が空虚なんだからさ、
そりゃどうやったってそうなっちゃうんだって…

ホラ、ハリウッドも邦画界も
70年代の後半あたりからこの道辿ってきたじゃん…

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こういう時は、このオ・ダルスのように、
捏造なんか捨てて、じ~っと動かないのが一番いいんだよね。
賢いやりかた…。

お、あいつ動かねえぞ、じっとしてるぞ。
あいつのそばには何かあるみたいだぞ、行ってみよう!
って、
空虚さを抱えた連中をひきつけちゃうことになっちゃうわけよ(笑)。

インディーズ系がいいのもそれと同じだよね。
世の中のことは知らんよ、他人のことは知らんよ。
オレはただ、いまコレ撮らんと生きていけんから
コレ撮ってるだけだよ。

と、自分のそばから動かない。
立ち止まってひたすらじ~っと自分の中を覗き込みながら撮る。
と、面白い!っ
てことになるんだよね、「息もできない」みたいに…。

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ソル・ギョングが信じがたいほど冴えないのも、
結局、動きすぎたからだよね。
いままでの自分を捨てるかみたいに、
こ~んな若作りまでしちゃってさ… 

イ・ボムス、チョ・ジェヒョンに続いておまえもかっ、
ソル・ギョング…!!!

泣くどころじゃないわな。
オラ…、オラ、もう一生立ち直れねえかもしんね…


■100分 韓国 アクション/サスペンス
監督:クォン・ヒョクチュ
脚本:クォン・ヒョクチュ リュ・スンワン
撮影:チョン・ソグォン
音楽:パン・ジュンソク
出演
ソル・ギョング
イ・ジョンジン
オ・ダルス
ムン・ジョンヒ
チュ・ジンモ
イ・ソンミン

殺人の寃罪を被り,罠に陥った元刑事の痛快な反撃を描く。
一時はうまくいった元刑事で,今は興信所を運営するカン・テシク。平凡な依頼と考えて急襲した不倫現場で1人の女性が死んでいる。
なすすべもなく犯人へと追い込まれることになったその時,かかってきた電話1通…殺人寃罪を晴らそうとするなら,誰かを拉致しろとの奴の指示。
息を継ぐ隙もなく始まった警察の追撃,自分の一挙手一投足はもちろん,過去の事情,そして周辺の人物まで掌握している奴の監視と盗聴…その上拉致しなければならない人物が,全国を騒がせている重要な事件の鍵を握っているという事実を知ることになる。
自分を操縦しようとする奴と実体が分からない背後に対抗して暴風のような反撃を始める。

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