サンダーボルト (1974) アメリカ

[787]C・イーストウッドとマイケル・チミノの出会いが生んだ傑作
★★★★★★

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ごめんなさい。
ゴールデン期間前後ずって家を空けちゃってて…。

友人に書いた記事を何個かUPしてもらったものの、
レスが全然できませんでした。
帰ってくると稽古始まるし…(泣)。

レス、2、3日中にしますので
すいません、もうちょいお待ちください…(謝)
あ~、無線ランに代えないとだめかなあ…。

これ、伊豆に行ってる間に観たやつ。
伊豆といっても遊びじゃないからね(笑)。

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牧師のオラが兄ちゃんが、
教会で警官諸君を相手に説教を垂れている。
うそ~!と誰もが思うよね。
うん、うそ…(笑)。

真実は、サンダーボルトの異名をとる銀行強盗(笑)。
牧師に化ければ逃げきれるんじゃないかと思ってるの(笑)。

なんでサンダーボルトか?
銀行の金庫を機関銃でぶっ飛ばすたわけものだから…(笑)。

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でも、そうは問屋が卸さない。
教会に入ってきたサングラスの大男にいきなり銃をぶっ放され、
エッチラコッチラ麦畑の中を逃げるハメに…。

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銃をぶっ放すことしか知らないこの大男は誰でしょう?

サングラスかけてるからわからないかもしれんが、
じつはオラがジョージ・ケネディなのだあ~!(笑)
ジョン・ウェインと双璧のド大根(失礼)、いいよねえ!
好きなんだよねえ、わたし。懐かしい…!

男の名前は、レッド。
サンダーボルトと朝鮮戦争を戦った軍隊仲間。
一緒に銀行破りしたんだけどさ、
サンダーに金を持ち逃げされたと思って追っかけてんの。

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サンダーは、逃げる途中、この若者に助けられる。
風来坊のライトフット。
この車、負傷兵のフリして中古屋から乗り逃げしてきた車。
インディアンの子孫…。

しかしまあ、どいつもこいつも…、嬉しくなるやつばっかりだぜ!(笑)

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外れた肩を自分でいれるサンダー。
ほ~!と、感動するライトフット…(笑)。

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サンダーの分まで女の子をひっかけてきてあげる
陽気なライトフット…(笑)。

翌日、
オレと一緒にいなよ、若返るぜ、
なんてのたまうライトフットと一緒にメシを食ってると、

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銃をぶっ放すことしか知らないレッドがまた現れて…(笑)。

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ライトフットが新たに盗んだ車もごらんの通り…(笑)。

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必死こいて逃げるライトフット&サンダーと、
必死こいて追いかけ、銃をぶっ放すレッド&相棒…(笑)。

ここまででなんとなくわかるだろうけど、
これ、ほとんど西部劇スタイルのロード・ムービー。
ニューシネマ的な色合い濃い映画。

ちなみに監督は
あの「ディア・ハンター」や「天国の門」「シシリアン」等を撮った、
これまた私の大好きなマイケル・チミノ。

で、これがじつは監督デビュー作!

「ダーティハリー2」のシナリオを書いて、
それをえらく兄ちゃんのC・イーストウッドが気に入って、
ほいで二人でこれ創ったの。
そう。私にとってもじつに感慨深い、記念碑的作品なのだ…!(喜)

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サンダーは、トバッチリを食っても
怒るどころか面白がってついてくるライトフットが気に入り、
毎日一緒…(笑)。

追ってくるレッドとの因縁も話してやる。

刑務所仲間のラムという男をリーダーに、
レッド、サンダーらはモンタナの銀行を破った。
が、ラムの指示でほとぼりが冷めるまで
金をある小学校の黒板のウラに隠しておくことに…。

そのうちラムは病死。
サンダーがレッドに隠し場所を言わないので、
レッドは、独り占めする気かとサンダーを追ってるって訳…。

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ところが…、ない!
その小学校に行ってみると、その小学校がない!(笑)
小学校はあるんだけど、校舎がきれいさっぱり変わってる!

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おまけにレッドに捕まった!
わ~っ、とうとうレッドに捕まったあ~!

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と思ったら、あっという間にサンダーがレッドに銃向けてる(笑)。
ごめん、オラがジョージ・ケネディ、喘息で倒れちゃったのよ(笑)。

でもオラが兄ちゃんは撃たない、
銃返して、真実述べる、消えた学校の件も。

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一転、4人は西部を楽しそうに走りまわる。
いいねえ、友は…(笑)。

なんて言ってられないのよ。
レッドが笑い転げてるのはライトフットが言い出したから…、

消えたもんはしょうがない、もう一回やろうぜ、銀行強盗。
それも同じ銀行だ。
もうないだろうってやつら絶対油断してるぜ(笑)。

やるのはいいけど、それまでどうする?
みんな文無しなんだぜ?
働こうぜ…。

こらこら、おまえら、銀行破りするために働くのか!(笑)

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日雇い人夫として働くライトフット(笑)。

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清掃のアルバイトに励むレッド。
仲間に、ここの犬に食われるなよ、と忠告されてビビる(笑)。

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アイスクリームマンとして走り回る相棒。

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ま、働きながら、街をいろいろ下調べしてるわけね。
で、その日が来た。

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ドヒャー! おまえら、なに考えてんだよ、
朝鮮戦争は終わったんだぞ…、だよねえ。
ま、いいか、ひと殺すより…(笑)。

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で、計画通り金庫を破り、たらふく金をいただき、
野外映画館でしばし時間を過ごすことにしたんだけど、
ひょんなことからそこへいるのが警察にバレて…、

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必死に逃亡を開始する。
が、レッドの相棒は途中、警官に撃たれて死亡。

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と、レッドは、
こうなったのは計画を持ち出したライトフットのせいだと、
車を止めさせ、ライトフットに暴行を加え、
ひとりで車で逃げ出す。

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が、警官隊の銃撃にあい、
ショーウインドウの中に車ごと突っ込み、
店の飼っていた番犬に食われ、あえない最期を遂げる…(泣)。

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そのおかげで、という訳でもないが、
サンダーとライトフットはヒッチハイクをして無事に街を脱出する。

そして車を降りて歩いてると…!
あったのよ、あの小学校が…、歴史保存されてたのよね、移転して。

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黒板のウラに隠していた金を発見…!

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大金を手にした二人は車を買い、
ライトフットが行きたいという「山の向こう」へ向かうのだが…、

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結局、途中、
ライトフットもレッドに受けた暴行がもとで死んでしまう。

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サンダーボルトは、ライトフットを乗せたまま、
かれの行きたいと言った「山の向こう」へと
ひとり向かう…。

このラスト・シーンで、
ポール・ウィリアムズが歌うアメリカン・ファークが流れるんだけど、
いやあ、チミノ監督らしくていいんだよねえ。

かれはほんとに
古き良きアメリカを愛してるんだなあって思う。
「ディア・ハンター」「天国の門」へ一直線だよね。
そのあたりがオラが兄ちゃんとウマが合ったのかも…。

久しぶりに観たんだけど、やっぱり傑作。

C・イーストウッドほど、
「山の向こう」(源郷)への想いを秘めた物語が似合う俳優は
アメリカにもそうザラにはいない。

デビューして間もなく、
イタリアへ行ってマカロニ・ウェスタンやってたからかなあ
ってなんとなく思っちゃう…。


●sinoさん
はい、伊豆へ義父母の家の後片付けに行ってました。
一軒の家を片付けるの大変なんですね。
びっくりしています。あと何回行けばいいのか…。
そうですか、ビョンホン、「RED/レッド2」に出演が!
なんだか立て続けですねえ、嬉しい限りです。
私も「1」を観てないので探して観なくちゃ…(笑)。
ブルース・ウィルス主演というとアクションものですかね?
どんな役をやるんでしょう…?

●sinoさん
現実では片付けた分しか片付かない。
でも映画ではあっという間に片付けることができる。
映画っていいよなあ…!
と思いながら私はいつも映画を観てるような気がします(笑)。
「ラブ・ミー・テンダー」か、思い出しますねえ。
高校時代、私はいつも午後の授業をさぼって、
よくプレスリー観てたんですよねえ。
初めて自分で買ったレコードもプレスリーだったなあ…(笑)。
声がいいんです、痺れちゃうんですよね。
ラブミー~テンダー~…、失礼しました!
「RED/レッド2」、アクションコメディですか。
なるほどなあ、ブルース・ウィルスもビョンホンも
コメディできないから、よっしゃ、一丁やってやろうぜ!
ってことになったんですかねえ…(笑)。
大の男どもがズッコケて、大笑いさせてくれるのを
楽しみにしましょうよ!
え? あの、sinoさん、私、なにか間違ったこと言ってます…?(爆)

●sinoさん
はい、そうなんですよ、sinoさん。
どっちに転んでも、二人がコメディをやると聞いただけで
もうニンマリとしてしてしまいすよねえ(笑)。
ところで今日、講義中に学生に聞きました、
「レッド1」観たらしくて、面白かったと言うんです。
でも、どうやら、ブルース・ウィルスの相手をするおじいちゃん、
おばあちゃんが笑えた…?
う~ん、正体わかったぞと思いましたねえ(笑)。
ま、ブルース・ウィルスも私のお気に入りなのでめちゃ楽しみです。
どうぞ二人してズッッッコケてくれますように!
え? 間違ってないですよね、sinoさん、わたし…?(笑)

●ひまわりの種さん
ブルース・ウイルス、もともとコメディアンなんですか?
いやあ、知りませんでした。
「ダイ・ハード」のイメージが強烈だったものですから…。
ビョンホンはもともとコメディアンとは思えないのですが、
でも、ま、いいですかね…(笑)。
「レッド」にアーネスト・ボーグナインも!
さっそく明日にでもツタヤ行ってみますかね。
しかしブルース・ウィルスとビョンホン、
いいコンビになるような気がしてしようがないんですが。
少なくとも「GIジョー」よりは私好みになりそうな…?(笑)

●sinoさん
あ、そうか、「オチャメ」ってことですか。
ひまわりの種さんもそのつもりで「コメディー」とおっしゃってのかな?
だったらその通り、二人とも「オチャメ」ですよね。
オチャメオチャメ大オチャメ…!(笑)
ビョンホンのコミカルな面を観たいというsinoさんの気持ち、
よ~くわかります。私もそうです。
どうもねえ、「グッド・バッド・ウィアード」あたりから
陰が深くなりつつありますねえ。陰はいかん(笑)。
自分の思うような作品になかなか巡りあえないからかなあ、
と思ってるんですが、どんなに「暗~い」物語でも、
明るく、朗らかに、オチャメオチャメしながら
やってほしいですよね(笑)。
ブルース・ウィルス、「GIジョー」を観てビョンホン気に入ったんですか。
で、一緒にやりたいと思ったんだったら、
これはもう間違いなく大傑作になります、断言します!(笑)
どこかでウィルスがビョンホンをコチョコチョして
ビョンホンが素になるようなシーン作っちゃえよ、な、ウィルス。
サービスサービス…!(笑)

●下等醜呆さん
学時代に友人と下宿のテレビでこの映画を。
いやあ、友人と一緒に見るとこの映画、セストはもっと堪えるかも
しれませんね。
二人の死はちょっと強引な感じもしますが、でもいま観ると、
このころはまだアメリカン・ニュー・シネマが根強く
生きていたんだなあと改めて思いますよね。

ありがとうございました。


■108分 アメリカ アクション
監督:マイケル・チミノ
製作:ロバート・デイリー
脚本:マイケル・チミノ
撮影:フランク・スタンリー
音楽:ディー・バートン
出演
クリント・イーストウッド サンダーボルト
ジェフ・ブリッジス ライトフット
ジョージ・ケネディ
ジェフリー・ルイス
キャサリン・バック
ゲイリー・ビューシイ
ジャック・ドッドソン
ジーン・エルマン
バートン・ギリアム
ロイ・ジェンソン
ビル・マッキーニー
ヴィク・タイバック
ダブ・テイラー
グレゴリー・ウォルコット
カレン・ラム

金庫を大砲で破壊して金を盗む男サンダーボルトと、新たにコンビを組んだライトフットという若者。彼らのヤマを狙って、悪党が割り込んでくる。二人のアウトローをコミカルに描いたアクション。前年の「ダーティハリー2」でジョン・ミリアスと共に書いた脚本を認められた、M・チミノの監督デビュー作にして最高傑作。
銀行の金庫を機関砲で派手にブチ破ることからサンダーボルトの異名を持つ強盗ジョン。彼はかつて一緒に大金を強奪したレッドから、その金を持ち逃げしたと勘繰られ追跡されていた。そんな時、サンダーボルトはライトフットという有能な若者と出会い、コンビを組むことに。そして大金を隠した小学校へ向かう。だが、学校は新校舎に変わっていた。そこで彼らはレッドらと共に、大金をせしめた銀行をまた同じ方法で襲撃するのだが…。

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この記事へのコメント

sino
2012年05月11日 15:55
山崎さん、やっぱり、ご不在だったんですね~。ちょっと寂しいけど、いい加減でも宜しいかと思います。ここが続いてくれれば…。

また、関係のない話ですが、…(笑)
我らがビョンホンが「RED/レッド2」なる映画に出演が決まったようです。
キャサリン・ゼタジョーンズと共にキャスティングされたとの事。一作目同様、主演のブルース・ウィルスはじめジョン・マルコビィッチ、ヘレン・ミレンなどが出演する予定との事ですよ。一作目なるものを観ていないのですが、モーガン・フリーマンも出ていたらしい。(凄いぜ!…笑)
ビョンホンさんを知った時に、世界で通用する俳優になる人だと思ったことを、目の当たりに見せてくれましたね~。いえ、見せてくれるのでしょう。嬉しい限りです。
すごいな~、やったね~!と、一番に表明
したくて書き込ませて頂きました。お兄ちゃん、ごめん。…(笑)
sino
2012年05月14日 20:50
お疲れ様でした。映画の中だと、あっと言う間に片づける事も可能ですが、現実では
片づけた分しか片づかないもんですよね~
(って、当り前か!)
片づけで、命を擦り減らす事が無いように
「やれやれ、トンデモナイネ~」と笑いながら「ラブミー・テンダー」あたりの懐かしい歌なんか唄いながら片づけて下さいまし。鼻歌唄って楽しそうと人は言うけど、厭な時ほど唄っているような気がいたします。(笑)
「RED/レッド2」アクションコメディ
だそうです。コミカルな面を観たいな~。
その手の才能あると思うんだけど、この頃
ず~っと、観てないですものね。












sino
2012年05月15日 13:35
え~???、山崎さん、どこが間違ってるんだか、全然、わかんないよ~。(笑)

あっ、そういうことか!
そういう見かたもありますね~。うまいこと演じても、八百屋に終わってもどっちでも大笑いできるわけだ!。ホントの意味で
私たちにはハズレ無しってこと!。(笑)

ひまわりの種
2012年05月16日 17:55
今日は、ちょっと失礼します。
REDツヤヤさんで100円で!レンタルして観ました。
あの、ブルース・ウイルスは元々コメディーありですし
ビョンホンさんもそうではないかしら?
それになんと御年95才のアーネスト・ボーグナイン氏も
登場でした。2にビョンホンさんもとなるとなんかかえって
どうなる事か心配なくらいですー。

イーストウッド氏はたしか八十代だしお年にめげない
ご活躍で自分としては嬉しい限りです。
sino
2012年05月17日 09:47
「ブルース・ウィルスとビョンホン、
いいコンビになるような気がしてしようがないんですが…」山崎大先生の読みですもの、期待しちゃうな~。ブルース・ウィルスの笑いを含んですぼめた唇の感じ、ビョンホンのちょっと、おっちょこちょいな素の感じ、二人ともオチャメで、可愛げがありますよね~。うまい効果が出て、楽しさ倍増と行きたいですね~。ブルース・ウィリス、「GIジョー」でビョンホンのことをとても気に入ってたようですよ。もっと、もっと、ビョンホンを愛して~!
って、オバサンお願いしちゃう。(爆笑)

敵・味方で別れたら、絡みがどうなるのかね~?。コミカルなビョンホンが見たいですね~。深刻な役ばかりだと、オバサン
心配なんですよ~。性格が歪んで育たないかと…(笑)。この頃、年のせいか、ちょっと神経質そうな目付きの時あるんじゃない?。年を取ると、目付きが険しくなりがちですからね~。ビョンホン、まだ、そんな年じゃないっか!。…(笑)
下等醜呆
2014年08月12日 17:49
風来坊のライトフット(ジェフ・ブリッジス)。どこか憎めない奴。
そんなライトフットが終盤レッドに受けた暴行が元で死んでしまった時は呆然としました。レッドも番犬に食い殺されてしまう訳ですが・・・・。何ともやるせないラストでした。
大学時代に友人の下宿のテレビでこの映画を見たのが良き思い出です。見始めた時は「イーストウッドの映画って男のロマンがあって、いいよなあ!」と友人に言いました。ハッピーエンドを期待していたらこの悲しい結末。だからこそ評価されるのかも知れません。
cozmo
2015年10月09日 22:43
なんかこの映画レビューしてる人間違えてる人多いけど、冒頭サンダーボルトを襲ったのは一味の一人、ダンロップですよ。ケネディ演じるレッドは中盤から登場です。
バリバリのガンアクションかと思ったらバディ・ムービーでした。でもこっちのが好みです。ラストの無常感がなかなか余韻を残してよかったです。

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