昼間から呑む (2009) 韓国

[797]後半、物語にもっと飛躍や荒唐無稽さがあれば、そうとう傑作になったかも
★★★★☆☆
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監督ノ・ヨンソク、脚本ノ・ヨンソク、
撮影ノ・ヨンソク、編集ノ・ヨンソク、音楽ノ・ヨンソク…、
という1人5役の映画。インディーズ映画。

総予算、日本円にして3万円くらい…?(笑)

にもかかわらず、
一般の商業映画よりダンゼン面白いよ、笑えるよ。

金かけりゃいいってもんじゃないよな、、
こういう映画がウラから映画を支えてるんだよな、
ということがよくわかる…。

ロードムービー…。

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仲間の男4人が呑んだくれてる。

恋人ジヘにふられたヒョクチンを慰めるために
みんなで江原道のチョンソン(旌善)へ旅行に行こうぜ、
とキサンが言い出す。

よし、あした行こうぜ。
あそこには先輩のやってるペンションもあるでよ、
という話になる。

ここの4人のアドリフ調の会話は絶品。
ホント、演出家の私はうらやましくてしょうがない。
日本の俳優は逆立ちしてもコレはできんがな…(泣)。

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翌日、ヒョクチンはチョンソンの待合わせ場所へ行く。
が、が…、ほかの3人は来ん、誰も来ん。
みんな二日酔いでソウルでまだ潰れてる、仕事もあるという。

なんなんじゃあ!どこが慰めるじゃあ~!だよねえ(笑)。

ヒョクチンは仕方なく自分で自分を慰めることにする。

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とりあえずキサンの先輩がやってるというペンションに向かう。
気分転換に歩いて行くことにしたのだが、
いったいどこまで歩きゃ着くんだあ…!(笑)

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ようやくペンションに着いたと思ったら、
キサンの話と違って愛想は悪いし、肉は食わせてくれないし、
酒も出してくれん。
さみしい…!

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そう言えば、隣室の女、ひとり旅だと言ってたなあ、
とスケベ心が疼いてワイン片手にノックすると、
連れ男が出てきやがった、ガクっ…

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翌朝、ペンションを辞そうとすると、金払えと言われる。
宿泊代はキサンが払ったはずなんですが…、
ゲーッ!キサンの先輩のペンションじゃなかったのか!

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帰りのバスを待ってると、
隣室に泊っていた女がやってきて…、

タバコちょうだい、お酒おごって。
あの男は恋人じゃないの、二人で海を見に行かない?
ラーメンとお酒がおいしいの!
と、誘ってくる。

けっこういい女だなあ、とスケベ心がまた疼いて、
ボクも鏡浦台の海に行こうかと思ってたんです、アハハ…、
と、意気投合したと思ってたら、
例の男がやってきて、女は行ってもうたで…(笑)。

バスにも乗りそびれて
しょうがなくその夜はまたあの愛想悪いペンションに一泊。

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翌日、ソウルへ帰ろうとバス・ターミナルに戻ると、
また一人旅らしき女に出合った。

鏡浦台に行くの、と言うので、
あ、ぼくも!と言ってみたが、
失敗、この女、めちゃうるさいし、性格悪そう…(笑)。

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その女から逃げて、
鏡浦台の浜辺でラーメを食い、焼酎を呑む。
キサンは最高にうまいぞ、と言ってたが、
どこがうまいんじゃ、侘しさが募るばっかりじゃねえかあ~!(笑)

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と、偶然、ペンションで一緒だった例の女と男に出会い、
ワインのお礼だと刺身をごちそうになる。

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カラオケにも行き、
男がトイレに行ってる隙に彼女が唇を求めてきて…、
お~、ついにやったじゃないか、ヒョクチン!

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流れで泊った安宿でも、
男が寝入ると、求めてくる女に覆いかぶさって…。
お~、ヒョクチン、これで失恋の痛みも少しは消えそうだな!
おまえ、仲間の3人が一緒でなくてよかったって
思ってんだろう?(笑)

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しかし…、しか~~~し!!
翌日、酔いから醒めて目覚めてみれば…、ここはどこだあ?
なんでオレはパンツ一丁でこんなとこに寝てんだあ?

うっ、寒~~。
わっ、な、ない、ガバンもサイフも携帯電話もない!
あ、あ、あいつら、追剥だったのかあ…!(爆)

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う~、寒~~。
乗せてくれ~と言っても誰も乗せてくれない。
韓国の連中もけっこう冷たい…(笑)。

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やっとこの男が乗せてくれた。
見かけによらず親切ないいやつだ。
メシまで食わせてくれた。バス代もくれた。
寒いだろう、暖まれよ、と一緒に宿までとってくれた。

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しか~し! 親切のウラにはなにかある。
夜中、ヒョクチンは背後から襲われたあ~!

ヒョクチン、他人ばっかり責めるなよ。
おまえだって似たようなもんなんだぞ…?(笑)

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フ~ツ、翌朝、キサンがやっと車で迎えに来てくれたわい。
そのまま先輩とやらのペンションへ直行…。

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先輩はズボンも貸してくれたし、肉も食わせてくれた。
キサンが言うようにいい先輩だったが、
し、しか~し!(笑) そこには例のあのうるせえブス女がいた。
先輩の妹だったのだ…!(笑)

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ワー、ワー、ヒョクチンは悪夢を見た。
そのブス女に犯され? 首を絞められたのだ!

夢でよかったね、ヒョクチン(笑)。

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河原で酒を飲み、鱒を焼いて食った。うまい!
しかし、なんだべ、先輩のしつこいこの踊り…?(笑)

と、キサンの携帯電話が鳴った。
誰からだとヒョクチンが聞くと、キサンが申し訳なさそうに言った。
ジヘ…。

ジヘだと?
お、おまえ、ジヘと付き合ってるのか?
いつからだ? なに? オレが入隊してた時だと?
て、てめえ、ジヘと寝たのか! オレだってまだ寝てなかったのに。

て、てめえ、友人の風上にも置けない野郎だ。
待て、この野郎…、この野郎…!
す、すまん……。(笑)

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翌日の帰り、誤解が解けた。
キサンが付き合ってるのは、ジヘはジヘでも、
ヒョクチンの元恋人のジヘではなく、
ヒョクチンの実妹のジヘだったのだ…(笑)。

なに? おまえ、おれの可愛がってる妹と寝たのか?
てめえ…!(笑)

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ヒョクチンはバスで帰ると、あのターミナルに戻ってきた。
と、そこへまたひとり旅の女が声をかけてきた。
ヒョクチンのスケベ心は、懲りずにまた疼きだした、
というお話…(笑)。

ノ・ヨンソク監督のデビュー作らしいんだけど、
お話はけっこううまく書けてるし、
映像も音楽もセンスを感じさせるんだよね。

ただ難を言えば、
「妻の恋人に会う」くらいの飛躍なり、
荒唐無稽さなりがないと、
116分という長場を乗り切るのは難しくなるってことかな?

興味があったらぜひ観てください!


■116分 韓国 コメディ
監督:ノ・ヨンソク
脚本:ノ・ヨンソク
撮影:ノ・ヨンソク
編集:ノ・ヨンソク
音楽:ノ・ヨンソク
出演
ソン・サムドン ヒョクチン
キム・ガンヒ ペンションの隣室の美女
イ・ラニ ラニ
シン・ウンソプ トラック運転手

この時代を生きている平凡な男たちの酒と女に対する欲望を描いた低予算インディペンデント映画。
失恋したヒョクチンを慰めるために始まった酒の席。友人たちは,酒を飲んだ勢いで,明日,江原道のチョンソン(旌善)へ旅行に行こうと意見をまとめる。
しかし,翌日,ターミナルに到着したメンバーは,なんとヒョクチンだけ。酒でくたばった友人たちのせいで,最初からもつれてしまったヒョクチンの旅行の前途は,険しいばかりだ。
彼にも幸運が訪ねてくることもあろうか。ヒョクチンは,苦労して到着したペンションで,有難そうな美貌の隣室女を発見するが,おりしも彼女もヒョクチンに酒をおごってと,それとなく誘惑してくる。
果たしてヒョクチンのチョンソン(旌善)ロマンスは,成功するだろうか。

 

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    Excerpt: 映画「昼間から呑む」★★☆WOWOWで鑑賞 ソン・サムドン、キム・ガンヒ、 イ・ラニ、シン・ウンソブ出演 ノ・ヨンソク監督、 116分、2011年5月4日より全国にて公開 2009,韓国,エスピーオ.. Weblog: soramove racked: 2012-12-09 23:10