情事 セカンド・ラブ_1 (2007) 韓国/アメリカ

[817]韓国系米国人の弁護士の妻ソフィーを情事へと駆り立てたものはなにか?
★★★★★★

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舞台はニューヨークである…。

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米国人女性のソフィー(ヴェラ・ファーミガ)は、
韓国系米国人の弁護士アンドリューと結婚して久しい。

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が、夫の精子が弱すぎて妊娠せず、
不妊センターの医師に相談する、
夫に内緒で他人の精子で受精できないかと…。

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夫アンドリューが
子供ができないことで悩んでおり、
そのことで夫婦仲も微妙に揺れ始めているからだ。

が、医師は夫の承諾なしにはできないと言う。

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そんなある日、
不妊センターで夫によく似た韓国人の男を見かける。

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男は受付でキム・ジハ(ハ・ジョンウ)と名乗り、
精子を買ってもらおうとするが、不法滞在だとわかり断られる。

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ソフィーは、ジハのあとを追う。

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と、彼はチャイナタウンのクリーニング店で働いていることが
わかる。

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弁護士会のパーティ(?)から帰宅したあと、
アンドリューが風呂場で自殺を図る。
パーティに小さな子供たちがたくさん出席していた。
それを見て儚んだのである…?

発見したソフィーが病院に運び、一命を取りとめる。

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翌日(?)、ソフィーは夫の上着を手に
チャイナタウンのクリーニング店を訪れ、クリーニングを頼む。
そして運よく仕事を終えたジハに遭遇し、そのあとを追う。

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ジハが住んでいるアパートの部屋に入ると、
ソフィーは部屋の前の階段に座り、
思いつめた様子で途中で買ってきた果物をひと齧りし、
アパートを後にする。

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数日後、彼女はそのアパートを訪れ、ジハの帰りを待つ。
そしてジハが帰宅すると、仕事を依頼する。

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私が妊娠するまで1回300ドルで私を抱いてほしい、
妊娠したら3万ドル支払う、と…。

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言い終えると、
ソフィーはすぐに戸惑うジハの目の前で脱ぎはじめる。

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ジハは、訳がわからないが、
彼女の意の強さに気おされ、仕事を引き受ける。

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こうしてソフィーとジハの奇妙な「情事」が始まる。
上流社会の夫人ソフィーには似つかわない、
チャイナタウンの薄汚れた一室で…。

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事が終わると、ジハはトイレに引き、
その間、ソフィーは報酬をテーブルに置き、帰る。

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何度目かの情事のとき、
ソフィーは事後、珍しくベッドの上で眠ってしまう。

起きたあとジハがコーヒーをいれ、すこし話をする。
ジハは彼女の名がソフィーだとはじめて知る。

ソフィーも…、
ジハが韓国を捨ててアメリカに来たこと、
韓国に愛する女がいて、いずれアメリカに呼ぶつもりでいることを…。

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ソフィーが、
部屋に飾ってるある海辺の写真を見て故郷なのかと訪ねると、
旅行雑誌から切り取った、故郷に似ているので、
とジハが言う…。

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ソフィーはアパートを出たあとすぐに引き返し、
報酬を渡すのを忘れたと、お金を渡す。
渡されたジハは彼女が去ったあと、手にしたその金をじっと見る…。

優れた映画はいつも多くを語らないので、
このあたり、すこし注釈しておいたほうがいいかも…。

ソフィーがお金を渡し忘れたのは、
ソフィーにとって情事がもう仕事ではなく愛に変わってるからだよね。(笑)
ジハが渡されたお金を眺めてしまうのも、同じ。

ついでながら、
先にソフィーがアパートの階段で果物を齧ったのも、
ジハを「齧る」ということの、
自分のからだが愛に「餓えている」ということの「喩」…。

このあたり、この映画、ソツがないというか、ほんとうに上手い!
上の「海辺」もじつはラストに向けての大きな伏線になっている。

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アンドリュー一族は、敬虔なクリスチャン一家である。
その教会へ行く日…、
ソフィーは鏡を見て、自分の顔が変わってきていることに気づく。

と、突然、アンドリューが見当たらない上着について尋ねる。
ソフィーはクリーニングに出したままだと言う。

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アンドリューは、ソフィーを乗せ、教会に向かう途中、
チャイナタウンのそのクリーニング店に立ち寄り、上着をもらう。

店内奥で仕事をしていたジハは、
窓越しにそのアンドリューとソフィーを目撃する。

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翌日、ソフィーが部屋を訪れると、
ジハが「始める前にメシが食いたい」と言いだす。

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ジハは酒を飲み、メシを食い、そして嫉妬に狂う。
きのう、ご主人を見た。
いい車と、いい服、そして金髪の妻まで、
あなたの夫は幸せ者だ。

なぜオレと? なぜそんなに急ぐ?
夫を言い訳にはやく楽しみたいのか? と…。

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通りまで追いかけてくるジハにソフィーも罵声で返す。

なんてひどい仕打ちなの。
あんたなんて持ってるものと言えば精子だけのくせに、と。

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ジハは、いなくなったソフィーを探し出す。

ソフィーは言う、
あなたに何がわかるのよ、
私は死にたがってるあのひとを見てるしかなのよ、と。

ジハは謝り、ソフィーを抱きしめる。

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ジハは聞く、
あなたが一番ほしいものはなにか、子供か、と。

ソフィーは答える、
愛しあってるものたちが傷つけあわないようにすることだと…。

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ジハは願い事の叶いかたを教える、
こうやって石を積みながら願い事をするのだ、と。

敬虔なクリスチャンであるアンドリューと、その一族は、
ソフィーは祈り方が下手だと言うのだが、
祈りに下手も上手いもないとジハは言う。

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その日、ソフィーは「情事」ではじめて声をあげる。

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情事が終わると、ソフィーは雨の中をひとりで帰っていった…。

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予定よりはやく帰宅していたアンドリューが聞く、
どこへ出かけていたのか、と。
ソフィーは言う、病院に、と。

アンドリューが子供のことは諦めようと言う。
かれは妻が妊娠しないのは妻のせいだと思っている。

ソフィーは…、
諦めない、私はあなたの子を妊娠してみせる、
だって結婚以前にあなたの子を身篭ったことがあるんだもの、
と告白する…。

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アンドリューと教会に行った日、彼女は倒れる。
妊娠したのである。

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ソフィーはジハのアパートを訪れ、
妊娠したことをドアの前で告げる。

もう会う必要がなくなった、会ってはいけない、
と言い、約束の3万ドルを渡す。

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ジハは、階段を駆け下りる彼女を呼び止める、
「ソフィー」と。

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ソフィーは振り返り、じっと言葉を待った。

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ジハは言った。
一言…、「おめでとう」、と。

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ソフィーはなにか言おうとして止め、去る…。

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アンドリュー一族は、
ソフィーの受胎を祝い、ガーデン・パーティを開く。

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ジハは、店の預り証の中からソフィーの住所を探し、
家を訪ねる。

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ちょうどパーティの最中で、ジハは家をあとにする。

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招かれた牧師が聖書を読み始める。

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と、突然、ジハが庭に現れ、ソフィーの股間を愛撫し、

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彼女は快感の嗚咽をもらす。

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ソフィーの白日夢なのだが、
周囲のものたちは彼女が疲れたのだとおもう。

ここに来て、
ソフィーの情事がただならぬ情事であることがわかる。

彼女は、自分は夫のアンドリューを愛している、
アンドリューの子供を産みたいと思っているのだが、
じつはそうではない。

彼女は、この息苦しい
敬虔なクリスチャン一族アンドリュー一家から逃げだしたい、
自由になりたいと思っているのである。
それが彼女を「情事」へと駆り立てているのである。

アンドリュー一族の家で、
夫アンドリューではない、ほかの男の子を産むこと。
それがソフィーの一族にたいする復讐なのだ。

ソフィーもまだ、そんな自分に
しかと気づいているわけではないのだが…。

(つづく)

■104分 韓国/アメリカ ロマンス/ドラマ
監督:キム・ジナ
製作:イ・チャンドン
脚本:キム・ジナ
撮影:マシュー・クラーク
音楽:マイケル・ナイマン
出演
ハ・ジョンウ
ヴェラ・ファーミガ
デヴィッド・マクイニス

妊娠に成功すれば,3万ドルの報酬という秘密の取引きの関係から,切ない感情が芽生える二人の激情ラブ・ストーリー。
チハ,手に負えない労働でいっぱいな一日一日を,韓国にいる恋人を連れてくるという希望で持ちこたえている男。不法滞留者の彼には,不妊センターで自分の元気な精子を売ることすら許諾されない。
不妊センターに行った何日か後,ある白人女性が彼の部屋の戸をたたき,チハは,彼女から思いがけない危険な提案を受ける。
ソフィー,成功した韓国系米国人弁護士の夫アンドリューと幸せな家庭をつくりあげている女性。しかし,子供がいないソフィーの結婚は,揺れ始めて久しい。
妊娠のために,他の人工受精を決心したソフィーは,不妊センターで夫にそっくり似た韓国人青年チハと会うことになり,引かれるように彼を追う。
何日か後,彼女は,ついに秘密の取引きを提案する。地下とソフィーの1回に300ドル,妊娠すれば3万ドルを与えるというソフィーの提案をチハは受け入れる。
何の感情もない肉体の接触が終わると,ソフィーは静かにお金を払って離れ,チハは,そんな彼女を真っすぐ見つめることが難しい。
そんなある日,自分の感情を押さえ込むばかりだったソフィーが,チハの前で悲しみの鬱憤を吐き出し,お互いの傷を見ることになる。彼らは,取引き以上の感情を感じ始めるが,生半可に内心を明らかにすることはできない。
その少し後に,妊娠の便りを知らせて,もじもじと後ろを向くソフィーに,ただ,おめでとうという言葉以外言えないチハ。二人の愛は,始まるのだろうか。

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