グランプリ (2010) 韓国

[866]チェジュ(済州島)の美しい野辺を馬が駆けるシーンを見るだけでも最高に幸せだよ★★★★☆☆

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レンタル屋さんで発見したのだが、
ふ~ん、キム・テヒかあ、と通り過ぎようとしたら、
「待って!」と背中でテヒの黄色い声がしたので、

だよなあ、
「アイリス」のトラウマにこだわってる場合じゃないよなあ、
映画ならなんでも観てやろうという精神のオラが…、
と思い直して借りてきたキム・テヒ主演の作品。

うん、けっこう面白かったよ、テヒ。

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騎手のジュヒ(キム・テヒ)は、
あるレースの最中に愛馬プルムから落馬。
骨折したプルムは
ジュヒの目の前で安楽死の注射を打たれる。

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ショックを受けたジュヒは騎手をやめると言い、
プルムの遺灰を抱いて、
プルムが生まれ育ったチェジュ(済州島)へ渡る。

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船上では思いつめて、一瞬自殺を考えてしまう。

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ジュヒが、船長に
いいところだぞと薦められた山に登ってみると、
お~、これぞチェジュ(済州島)よ!
と叫びだしたいほどじつにステキなところだった(笑)。

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しかもジュヒはそこで運命のステキな男に出会う。
日本で騎手をしているウソク(ヤン・ドングン)である。

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どこがいい男なんじゃあ~、ヤシの実みたいな顔しやがって~!(爆)
いやいや男は顔じゃない、お世辞と愛嬌だべ。
な、ウソク?

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美人のジュヒに一目惚れしたヤシの実男のウソクは、
愛馬・無敗帝王にテレパシーを送り、
彼女のバッグを壊すことでめでたく彼女とお近づきになる(笑)。

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ジュヒは
プルムの遺灰をハンリム牧場のマンチュルに届ける。

しばらく牧場に厄介になり、
ヤシの実男のウソクや、ハンリム牧場の
従業員の遺児であるソシムと交流することで心の傷が癒え、
また騎手として復活していくというお話である。

しかも女性としては初めて
グランプリ優勝を飾る騎手として…。

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ソシムちゃん。

彼女の父親は、5年前、牧場から逃げ出した馬を追って事故死した。
そのあと母親も一人で生きていける自信がないと、
故国ウズベキスタンへ帰っていった。

ソシムちゃんは、
ママが帰ってくるものと思って牧場で待っているのである(泣)。

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ソシムちゃんが大好きな牧場の馬、タムナ。

「タムナ」は、済州島の昔の名前らしいんだけど、
ジュヒもこの馬が大好きになり、
最後、このタムナに乗ってグランプリ優勝するんだよ~ん。
いかにもだけど、いい話だよなあ~、ね?

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この映画が気に入ったのは、
こうやって馬が緑の丘を駆けるシーンがたくさんあるからだ。
観てるだけで気持ちいいよ~(喜)。

しかしほんまかいな、キム・テヒが馬を走らせてるなんて。
おらはまだ信じられんわい。

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チェジュ(済州島)の美しい海に、愛馬プルムの遺灰を帰すジュヒ。

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ルンルン気分で
ジュヒのバッグを弁償しに出かけるヤシの実男(笑)。

じつはかれも馬のため心に傷を抱いている。
自分のせいで親友だった騎手を死なせてしまったのだ。

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チェジュ(済州島)のヤシの実は、
陰謀を企てて手に入れたジュヒの携帯電話をもとに、
ジュヒの過去を知る。
彼女がレース事故の際、脱臼し、以後、脱臼グセがついたことも…。

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チェジュ(済州島)の丘の上で馬を走らせるジュヒと、
ヤシの実男。

ヤシの実は、競争だと言いながら、
じつはジュヒに乗馬の高等技術をこっそり伝授しているのである。

ちなみにヤシの実が乗っている馬・無敗帝王は、
チェワン(帝王)牧場の馬で、グランプリ無敗を誇っている。

ヤシの実がなぜそんな馬に乗れるのか?
こいつ、アホやけど、チェワン(帝王)牧場の息子なんやわ(笑)。

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右、そのチェワン(帝王)牧場主で、ヤシの実の母親のコ・ユソン。
左、前述のハンリム牧場主マンチュル。

この二人、じつは因縁が深い。

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戦後間もないチェジュ(済州島)では、
「人を殺さなければ生きていけない」時があった。
二人は恋人同士だったのだが、両家の
そんな争いに巻き込まれ別れざるをえなかったのである。

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話すと徹夜になるので一言ですませるが(笑)、
最後、マンチュルはチェワン(帝王)牧場主に放火し、
「タムナ」(代々の親馬)をハンリム牧場に連れ帰った。

この時の火事でコ・ユソンは
生涯足を引きずらなければならない大怪我をした。

で、上の上の写真は、何十年ぶりかの再会で、
コ・ユソンがマンチュルをメラメラと憎むの図なのである。

しかし恐ろしいよねえ。
「人を殺さなければ生きていけない」事件って、
そのころチェジュ(済州島)でいったい何があったのじゃあ!?

映画だけではわからないので、
ご存知の方があったらどうぞ教えてくださいな。

追伸)
この事件については下記をどうぞ。

「済州島四・三事件」

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結局、マンチュルは
「タムナ」を元の持ち主のチェワン(帝王)牧場へ返すことにする。

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タムナにまつわる話を聞かされたヤシの実は、母に言う。
タムナをハンリム牧場に返してやってくれ。
そうすれば自分はかあさんが言うように、
騎手も、日本行きも止める、と。

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ヤシの実はジュヒを愛馬・無敗帝王に乗せ、
もし脱臼した場合の乗馬方法を伝授し、
大事にしていたネックレスをジュヒの胸に飾る。

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そしておれはいま最高に幸せだと言い、
無敗帝王の尻を叩く。

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タムナがハンリム牧場に帰ってくるが、
ジュヒは、チェワン(帝王)牧場の男から、
代わりにヤシの実が日本に発ったことを知らされる。

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ジュヒは
バカヤロウのヤシの実を追って空港へタムナを走らせる。

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うお~っ、すごい!
健さんの「君よ噴怒の河を渉れ」も真っ蒼だべな。

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ジュヒはヤシの実に怒鳴る。
このバカ、私はあんたが好きなのよ!と。

聞こえもしないのに、
バカヤロウのヤシの実はガッツポーズをした…。

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最後、ジュヒがレースに復帰し、
愛馬タムナに騎乗して連戦連勝、
ついにグランプリ優勝を飾るんだけど、
それはどうぞ本編でごらんになってくださいな。

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しかしまあ、チェジュ(済州島)の山々がきれいなんだわさ。
海岸沿いはよく映画でも見るけど、山々はちょっと珍しいよね。

しかもその美しい山々を、
タテガミを風に靡かせながら馬が駆けていくシーンがたっぷりあって、
ほんと、それを見てるだけで最高に気持ちいいよ。
自然派には絶対おすすめだわな。

あ、キム・テヒも頑張ってるよ(笑)。

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おらの大好きなウ・ヒョンも出てるからね(喜)。


●北の国かもさん
ご無沙汰しています。お元気ですか。
コメント、ありがとうございました。助かりました!
「済州島四・三事件」のことだったんですね。
以前、やはりこの事件を背景にした作品を観ました。
なんだったかなあ。(笑)
その時にもちょっと調べたはずなのに、忘れていました。
1回限りの勉強じゃ頭に入りませんよね。(泣)
この映画、チェジュ(済州島)の山々がほんとにきれいです。
ちょっと北海道の牧場を思わせるような感じもありますので、
よかったらぜひ観てあげてください。

●「北の国かも」改「北国の帝王」さん
コメント下さる方、女性が多いものですから、
北の国かもさんもなんとなく女性なのかなあ
と思っていました。申し訳ありません。
しかし、改め「北国の帝王」ですか。かっこいいなあ!
「風のファイター」ですか、懐かしいなあ。
そう言えばあの大山倍達、ヤン・ドングンでしたね。
けっこう面白く観ました。
かれ、入隊してたんですか。知りませんでした。
北国の帝王さん、えらくお詳しいんですねえ!(笑)
この作品ではうってかわって可愛いですよね、ドングン。
おっしゃる通り、飛んだり撥ねたりがすこし足りませんが(笑)。
北海道の東のほうを車で走ったことがあるんですが、
見渡す限り水平線でびっくりしたことがありました。
すごく気持ちよかったのを憶えています。

ありがとうございました。


■109分 韓国 ドラマ
監督:ヤン・ユノ
脚本:ナム・サンウク
撮影:ファン・ソシク ペク・ドンヒョン
音楽:イ・ドンジュン
出演
キム・テヒ
ヤン・ドングン
パク・クニョン
パク・ヒボン
イ・ヘウン
パク・サラン
コ・ドゥシム


レース中の事故で挫折に陥った騎手が,女性で初めてグランプリ優勝に挑戦する。
競走の途中,事故で馬のプルムと自信まで失うことになった騎手チュヒは,全てのものをあきらめてチェジュ(済州道)島へ向かう。
そこで偶然に自分と似た傷を負って暮らすウソクを知り,彼の激励と助けでもう一度走る勇気を得る。
レースの距離2,300M,14人の騎手と競走馬,一年の最強者を決める最後のレース,グランプリ。
チュヒは,ウソクの応援で女性騎手では初めてグランプリ優勝という夢をかなえるために,新しい競走馬タムナとまた出発線に立つ。

 

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この記事へのコメント

北の国かも
2012年12月20日 04:15
こんにちは
いつも楽しみにレビュー読ませいいただいてます。
この映画はBSで放送したのを録画したのですが、まだ見てません。早速鑑賞してみようと思います。
ご指摘の「人を殺さなければ生きていけない」事件についてはとても重たい話になりますのでこちのリンクをまずご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%88%E5%B7%9E%E5%B3%B6%E5%9B%9B%E3%83%BB%E4%B8%89%E4%BA%8B%E4%BB%B6
 これからもステキなレビューを楽しみにしてますので、頑張ってください。
「北の国かも」改「北国の帝王」
2012年12月27日 18:42
映画鑑賞しました。
かなり強引なストーリー展開もあったけど楽しめる映画でしたね。
美女と野獣的な映画なのかと勝手に想像してたんですが…ヤン・ドングン結構可愛かったのにびっくり。除隊したばかりだと思うけど若返ってました。でもね、この人「ワイルドカード」や「風のファイター」の時のイメージがどうしてもあって…もっと飛んだり跳ねたりしてもらいたいなあ。

ハンドルネームが紛らわしくてごめんなさい。単純に北海道在住なもんで使っていました。似たハンドルネームの方がいらっしゃるのは知っていたのですが、もうコメントすることもないと思っていたのでそのまま変えずにいました。大変失礼いたしました。女性じゃないです^^;これからは「北国の帝王」とさせて頂きます。あしからず。

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