裏切りの陰謀 (2011) 韓国

[870]韓国のエイハブ船長、おらがバンウもまた白鯨に呑み込まれてしまうのか?
★★★★★☆

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1994年11月20日、
ソウル近郊のバラム橋で謎の爆発事件が起きた。

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明人日報の記者イ・バンウはスクープを狙い、現地へ飛び、
情報源にして友人のマ刑事からこそっと話を聞く。
金を払って…、おい、こらこら…。(笑)

右、記者バンウ…、ファン・ジョンミン。
左、マ刑事…、アン・ギルガン。

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マ刑事の話によると、死者2人、重傷者1人で、
上層部では遊園地を狙ったスパイのテロだと見ているという。
ほら、爆破された橋の右に見えるよね、遊園地のゴンドラが。

が、おらにはとてもギルガンの話など信じられんよ。
顔がうそ臭いもんなあ、いつも、おらがギルガンたら(笑)。

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現場にいるバンウに突然、
故郷の後輩のヒョク(チング)から連絡があり、茶店で会うが、
ヒョクが電話をしている間に消える。

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社に戻ると、地方の新聞社からスカウトされたという記者がいた。
ソン・ジンギ…、キム・サンホ。

信じるなよ、バンウ。
そいつな、
画家だと称してついこの間、教会の壁にイタズラ描きしてたぞ。

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ホレ、おらが撮った証拠写真だべ(「ワンドゥギ」)。

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夜、また後輩のヒョクが尋ねてくる。
聞くと、軍隊を脱走したのだと言う。

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翌朝、バンウが二日酔いから起きてくると、
ヒョクはフロッピーなどが入ったバッグを置いて消えていた。

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バラム橋の爆破で重症を負い、病院に収容されている男。
ヒョクはなぜかこの男の顔を覗きにやってくる。

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バンウがマ刑事に電話をして確かめると、
脱走兵の名簿に後輩ヒョクの名前はないという。

バンウは後輩の女性記者ヒョグァン(キム・ミニ)に
フロッピーを渡し、PCで開いてくれと頼むが、
パスワードがかかっていて開けない。

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ヒョクから電話がある。
いまドンソン映画館にいると言うので映画館へ行き、
友人のヒジュン社長の会社で話を聞く。

と、ヒョクは…、
じつは保安司令部に勤務していたが、フロッピーを持ち出し
逃げてきた。帰ると殺される。
バラム橋爆発は仕組まれた事件だ、と話す。

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バンウ、ヒョグァン、ジンギの3人は
女性局長に命じられてチームを組み、
バラム橋爆発事件について取材をすすめることになる。

ジンギは、この事件は
以前から自分が取材していた政治がらみの事件と
なにか関係がありそうだと鼻を利かせている。

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3人がヒジュン社長の会社でヒョクから話を聞いていると、
突然、謎の男たちに襲撃され、
バンウ、ヒョグァン、ヒョクの3人は逃げ出すが、

3人の盾になったおらがジンギは男たちに捕まり、
こ~んなことに…!

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え、どんなことか?
うん。車に乗せられて、窓から顔を突き出されて、
トンネルのガードレールにぶつけられて
殺されそうになるんだべ(笑)。

おらがジンギに何するんじゃあ!
てめえら、何者だあ!と思ったら…、

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お~、車を運転してるのはおらがチョン・マンシクでねえか。
黒幕Aのナム・ソンス…、チョン・マンシク。

しかしおめえ、悪い男の役ばっかりだな。
しょうがねえべな、その顔とからだ付きじゃ(笑)。

あ、ついでにいいか?
あのよ、前から聞きたかったんだけどよ、
おめえ、まさか梅宮辰夫の落とし子じゃねえよな?

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黒幕Aは
電話で「雑魚は放せ」という黒幕AAからの指令を受け、
ジンギは車の外に放り出される。

雑魚でよかったね、ジンギ(笑)。

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ちなみにこの男が黒幕AAのチャン先生…、イ・ギョンヨン。
まわりにいるのは議員や検察長で、
この黒幕AAの上にはさらに黒幕AAAがおるんじゃ(笑)。

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バンウは、ヒョクにフロッピーの出所を聞く。
ヒョクは「居酒屋」で、襲撃した連中もそこの連中だが、
居酒屋の場所はわからないと言う。

バンウはとぼけるなと怒り、
ヒョクの持っていた履歴書を取り出し、この男は…、
パク・チョンギルという男は何者だと問い詰める。
とたんにヒョクは黙る。

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このチョンギルという男、じつは
バラム橋で重症を負い、いま病院に収容されている男。

爆破事件の容疑者と目されているのだが、なにを隠そう、
ヒョクと深~い関係にあるんだよね。

どんな関係か?
いまそれを言うたら話が終わっちまうがな(笑)。

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ヒョクの話と、
ジンギが乗せられたという車を手がかりに、
取材チームは黒幕Aの根城を発見。

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女記者ヒョグァンが客になりすまして居酒屋を偵察すると、
奥に秘密の部屋があり、黒幕Aと襲撃してきた連中がいた。

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連絡を受けたマ刑事が駆けつけ、
男たちを逮捕し、秘密の部屋を覗くと、

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部屋は一転、従業員の宿泊部屋に化けていた。
う~ん、忍者屋敷やで(笑)。

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なんの証拠もなく、マ刑事は上司の命令で男たちを釈放。
取材チームの3人も局長からめでたく懲戒処分に…(笑)。

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そのころヒョクはまたも「モビーディック」の男たちに追われていた。

「モビーディック」とは、言うまでもなく白鯨のこと。
この映画の原題も「モビーディック」。

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これはバンウが夢で白鯨に出会うシーン。
白鯨が巨体すぎてバンウは自分が何に触れてるのかわからん!
ということかな…?

ま、白鯨=巨大権力ということだろうね。

バラム橋の爆発事件はこの白鯨が仕組んだ事件で、
ヒョクや取材チームはこの白鯨に狙われてるんだよね、
保安司ヒョムが秘密資料を持ち出したから…。

じゃ、白鯨がバラム橋爆発事件を起こしてテロの仕業に…、
北朝鮮のスパイのテロに見せかけたのはなぜか?
というサスペンス映画。

このあたりまでを頭に入れてこの映画観たほうがいいかもね。
造りが若干わかりにくいとこあっから…。

あ、これもついでに言っておくと、
韓国映画、詳細がすごくわかりにくい映画けっこう多いよね。
べつにシュールな創りの映画じゃないのに。
そういうことって洋画じゃあまり起こらないんだけど、
なんでなんじゃあ!と思うことない?
おら、よくあるでよ。

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で、これは白鯨一味のひとりがそのヒョクを追いかけるシーン。
ここ凄いよ。
男が横断歩道を走って追いかけるんだけどさ、
やってきた車と接触して男はそのまま前に放りだされるのよ。

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と、その男、一瞬遅れて走ってきた車に轢かれて、
そのまま車の下に轢き込まれちゃうんだよね。

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よく見て、左の鋪道にいるひとたち。
ロケ現場に居合わせた一般のひとたちだと思うんだけど、
心配して車の下を覗こうとしてるでしょう。

ね、ヒョクを追ってたこの俳優さん、
もしかしてそのまま死んじゃったんじゃないの…?

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一方、おらがジンギは真相を追究すべく
爆破事件の容疑者パク・チョンギルに会おうと病院を覗く。

が、その時、容疑者はすでに死んでいた。
廊下で擦れちがった白鯨一味の男が殺ったのだ。

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そしてその帰り、ジンギはその男に殺害される、
車の事故に見せかけられて!

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クソっ、おらがジンギを…、おらがジンギを…!
てめえら、白鯨の世界に仁義はねえのかあ!!
って叫びだしたくなるよねえ、ないことはわかってても…。

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ジンギが遺していった娘…、ガンに侵されている。
ジンギが地方からスカウトされてソウルへやってきたのは、
じつはソウルにはいい病院があるんじゃないかと
思ったからなんだよね。

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バンウは泣いた。おらも泣いた…。

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当局は発表する。
バラム橋の爆発事件はスパイの仕業で、
容疑者のパク・チョンギルは遺書を残して自殺した、と。

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事件の鍵を握るフロッピーは果たして開くのか?

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白鯨は…、
政府を動かす巨大権力はなぜバラム橋爆発事件を仕組んだのか?
果たして連中の真の狙いは?

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ヒョクはなぜしばしばドンソン映画館へ行くのか?
そんなに映画が好きなのか?(笑)
その映画館に勤めるこの女性は果たして何者なのか?

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記者バンウとヒョグァンは、果たして真相を突き止め、
白鯨をしとめることができるのか?

エイハブ船長とその仲間たち同様、
白鯨に海底に沈められてしまうのか?

「果たして」がいっぱい残ったけど、
つうか、わざと残したわけだけど、ま、そういう映画だわな。

面白かったなあ。
羨ましい?
観たら?

ファン・ジョンミン、ほんとに達者だねえ。
達者さでは韓国で1、2位を争う俳優かも。

イ・ソンジェよ、
日本に来る金がなかったら
ファン・ジョンミンの映画見てよく勉強するといいよ(笑)。

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キム・サンホ、相変わらずいいよなあ。
痺れるよなあ。

イ・ソンジェさ、
サンホみたいな肉体を特権的肉体って言うんだよ。
だからつうて禿げるクスリ塗るなよな…(笑)。

しかし「裏切りの陰謀」ってなんだよ。
全然日本語になってないじゃん。
こういう日本語が堂々とまかり通るようになった日本は
まさにもう末期なんだろね(笑)。


●たまねぎさん
ファン・ジョンミン、芸の幅がものすごく広いんですよね。
ソンジェ、だめなのになぜかどうしても気になっちう
俳優なんですよねえ。
ほんと、なんでなんだろう?(笑)

●あっこ姐さん
お、「あっこ姐」ですか、いいですねえ!
私も誰かひとりくらい「姐さん」と呼んでみたいので嬉しいです!
車に巻き込まれた男、姐さんの言い方によると
死んでないみたいですけど、ほんとに死んだんじゃないんですか?
死んだんだと思うなあ。
死んでないと発表があったんだとしたら、
だれかどこかの「裏切りの陰謀」だと思うなあ。
ファン・ジョンミン、「生き残るための3つの取引」良かったですよね。
「雲を抜けた月のように」にもめちゃいいです。
座頭市やってます、勝新よりめちゃ笑えますよ。
こちらこそ来年もよろしく!

ありがとうございました。


■112分 韓国 サスペンス/ドラマ
監督:パク・インジェ
製作:パク・シンギュ ユ・ジョンフン
脚本:パク・インジェ パク・シンギュ
撮影:キム・ドンヨン
出演
ファン・ジョンミン  イ・バンウ 社会部記者 明人日報
チング  ユン・ヒョク バンウの後輩
キム・ミニ  ソン・ヒョグァン 同僚記者 明人日報
キム・サンホ  ソン・ジンギ 同僚記者 明人日報
イ・ギョンヨン  チャン先生
キム・ボヨン  チョ部長 明人日報
チョン・マンシク   ナム・ソンス モビーディック
キム・ミンジェ  キム・ヨンソン モビーディック

平凡な社会部記者と内部告発者が大韓民国を操縦しようとする巨大な秘密組織に対抗して陰謀を明らかにしようとする。
1994年11月20日にソウル近郊のパラム橋で起きた疑問の爆発事件を追跡する熱血社会部記者イ・バンウの前に,ある日,永らく連絡が途切れていた故郷の後輩ユン・ヒョクが現れる。
彼は,一連の資料を渡し,パラム橋事件が見かけと違い,操作された事件であることを暗示する。
イ・バンウは,パラム橋事件の真実を暴くために,同僚記者のソン・ジンギ,ソン・ヒョグァンと特別取材チームを設けるが,取材を邪魔する疑問の連中によって,彼らは危険に直面することになる。
徐々に正体を表す政府の上の政府,黒い影の組織。彼らは誰か,彼らの目的は何か。大韓民国操作する黒い影,命をかけて逃げた内部告発者,そして真実を暴く熱血記者。彼らの息が詰まる真実攻防戦が始まる。

 

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この記事へのコメント

たまねぎ
2012年12月27日 02:23
ファン・ジョンミンさんは「アクシデントカップル」というドラマでファンになり、彼の作品をいくつか観ました。ジョンミンさんは達者なんですね~
>韓国で1、2位を争う俳優かも
やはりそうなんですね~
ソンジェさんがここでも出てきて笑ってしまいました^^
この映画は知りませんでした。是非観たいです。
あっこ姐
2012年12月27日 17:31
いや~、哲兄のつけてくれた姐さんっていい言葉ですねえ
わたしもう本名で「あっこ姐」にします!
これからは姐さんと呼んでください(笑)。

しかし、どう考えてもおかしなおかしな題名です。

そうそう、あの車に巻き込まれた人、すごいですよね、
何回か繰り返してみてもやっぱりほんとに車の下敷きに!どんな撮影したのでしょうか
ほんとなら、間違いなく死んでますよね。

ファン・ジョンミンは、「生き残るための3つの取引」
でも、見せてくれますよね。大好きです。

哲兄へ
ことしも楽しませてくれてありがとう
来年もよろしくです。
愛してます!なんちゃって。きゃー、恥ずかしい

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