荒野の1ドル銀貨 (1965) ヨーロッパ

[902]ジュリアーノ・ジェンマを観ながら韓国海苔を頬張ると、韓国海苔はいちだんと美味い!
★★★★★☆

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きょう久しぶりにツタヤに行ったら、
なんと韓国海苔が売っててさ。

なんでツタヤで韓国海苔売ってんのよ。
そんなヒマあったら面白い韓国映画仕入れろよ、
と思ったけど、

その海苔がなんと8枚入り3箱で120円でさ。
安い!韓国海苔好き!
って即買って、即食べたら、美味かったよ~。

みんな~、いまツタヤで美味い韓国海苔、安く売ってるよ~。
韓国海苔食いながらジュリアーノ・ジェンマ観ようぜ~。

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ジュリアーノ・ジェンマと言ったらまずコレだよね。
「荒野の1ドル銀貨」

北国の帝王さんにジュリアーノと言われて、
そうだ、ジュリアーノだ! と思って観たんだけど、
いやあ懐かしいよなあ、卒倒しちゃうなあ。

マカロニと言えば音楽だよねえ。
モリコーネじゃないんだけど、みんなモリコーネしてるよねえ。
相変わらずいいよねえ。おう、イタリア~ノだよねえ。

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1865年、南北戦争終結後、
捕虜になっていた南軍兵たちが解放される。

中、ゲイリー…、われらがジュリアーノ・ジェンマ。
ただし、この時はまだモンゴメリー・ウッドの旧名。
右、ゲイリーの弟フィル…、ナッザレノ・ザンペルラ。

お~、アメリカ人がイタリア語で西部劇やってる~。
そのいい加減さがたまんなくいいよねえ。
韓国の俳優が韓国語で日本の時代劇やってくんないかなあ。
いいと思うんだけどなあ(笑)。

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はやくもこの映画で私の一番好きなシーン!
解放されると弟フィルは西部へ、
兄ゲイリーは愛妻ジュディの待つ故郷へと帰る。

この時、弟が、
「兄さん、使ってくれ、オレの全財産だ」と言って1ドル銀貨を渡す。
正確に言うと、貯金箱の鍵を渡すんだけどさ。

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この弟がいいんだよねえ、私は好きなのよお。
表情や仕草になんとも言えず愛嬌があってさ。

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でもこれが永久の別れになっちゃう。

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ゲイリーは妻ジュディに再会すると、
弟フィルを追って西部へ向かう。

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で、イエローストーンという町にたどり着くと、
町の顔役のマッコリー(ピーター・クロス)という男に、

酒場のカウンターで酒を飲んでいる
あのブラック・アイという無法者が私を脅してくる。
奴を牢に入れてくれたら小さな牧場と金をやろうと言われる。

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ゲイリーはマッコリーの言うことを鵜呑みにして、
カウンターの男に背後から
「話がある。動くな。おまえを保安官に引き渡す」
と声をかける。

左の鏡に注目してね。

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声をかけた後、ゲイリーは、
鏡に映っているブラック・アイの顔を見て、
「あ、弟のフィルだ!」と気づく。

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が、時すでに遅し。
次の瞬間、ブラック・アイ=フィルは振り向きざまに銃を抜き、
ゲイリーの心臓を撃つ。

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撃った瞬間、ブラック・アイ=フィルも
「あ、兄さん!」と気づいて近づくんだけど、
入口にいたマッコリーとその一味に一斉射撃を受け
殺されてしまうんだよねえ。

え、なにか変?
変って…、あ、主人公のゲイリーが撃たれて死んだことね。
大丈夫、それが死んでないわけさ。

胸のポケットに入れていた
弟の1ドル銀貨が命を救ってくれたのよ。

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見える? 穴の開いた1ドル銀貨。
大砂漠のように広い荒野の中で、
一粒の砂のように小さな…、弟のくれた小さな小さな1ドル銀貨。

左胸に仕舞ってあった
この1枚の銀貨が弟の銃弾を防いでくれたんだよねえ。
弟、ピストルの名手だったからそれが災いを呼んだんだよねえ。
あ、じゃなくて、この場合は「幸運」だ。

え? その話じゃなくて、鏡に映った弟の顔?

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位置関係からして、弟の顔がこんなふうに鏡に映る訳がない?
映るとすれば後頭部のはずだ?

あ、バレたかあ。
ま、いいじゃないか、韓国映画みたいでさ(笑)。
小さなことにこだわってると大物になれないよ(爆)。

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弟フィルは、たまたま町を馬車で通りかかった
南部のじっちゃんばっちゃんに埋葬され、
兄ゲイリーは息を吹き返したところを助けられる。

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数カ月後、イエローストーンに戻ってきたゲイリーは、
たまたま助けたドナルドソン(ジョン・マクダグラス)という牧場主から
真実を聞かされる。

マッコリーは町を牛耳るボスで、
ドナルドソンの牧場を手に入れたがっていること。
ブラック・アイ=弟フィルは、
その悪に立ち向かうべくドナルドソンの牧場を守っていたこと。
マッコリーに関する有力な情報を得ていたらしいこと…。

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ゲイリーが弟の住んでいた家に行ってみると、
すでにマッコリー一味に乗っ取られている。
で、ゲイリーは一味に近づいて仲間になり、
マッコリーの隙を窺う。

ヒゲを剃っていい男になったとは言え、
ゲイリーの正体に気づかないマッコリーとその一味、アホちゃう?
と、思わないでもないが、不問に伏そうね(笑)。

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一味にはゲイリーを知っている元南軍兵がいたり、
やがて妻ジュディが夫ゲイリーを尋ねてきて
マッコリーに騙されたりと、

いろいろ話を面白くしながら、
ゲイリーが弟の仇を討つというお話…。

後半は話を複雑にしたばっかりに、
説明に追われてちょっとテンポが失墜しちゃってるなあ
という気がしないでもないが、
でも、でも、ラストはいいよお(笑)。

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ゲイリーがマッコリーを追いつめると、
マッコリーはこうやって妻ジュディを人質に
「銃を捨てろ、銃を寄こせ」と迫る。

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ゲイリーは観念し、言われた通り、銃をマッコリーに渡す。

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マッコリーはその銃を拾うや否や、ゲイリーを撃つ!

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が、ゲイリーが倒れずに近づいてくる。
マッコリーは撃つ撃つ撃つ!
た、倒れない! 至近距離なのにやつに当たらない!

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マッコリーは思わず手にしたやつの銃を見る。
なんじゃい、この銃は、やたら銃身が短いが…?(笑)

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ゲイリーが手にしたランプを顔に近づけ、ヒゲを作る。
そのヒゲを見てマッコリーは思わずギョッとなる。

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き、きさま、死んだはずのゲイリー・オハラ!
さては化けて出やがったな、道理で弾が当たらんはずだ!
と。

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このシーン、
じつはトップシーンとサンドイッチになってるんだよね。

捕虜から解放された時、
ゲイリーは北軍の隊長から銃を返される。
が、見ると銃身はこ~んなに短く切られてしまっている。

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銃の名手のゲイリーが至近距離から試し撃ちをしても、
狙った石に、当たらない当たらない当たらない(笑)。

北軍め、ばかにしやがって、銃身を返せ~
と思うんだけど、
この時ばかりはゲイリーも銃身が短くて助かったんだよねえ。

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ラストは歌入りだよ。
いいよねえ、マカロニ、痺れるよねえ。
つい一緒にイタリア語くちずさんじゃうよねえ(笑)。

ジュリアーノ・ジェンマは、
兄貴のC.イーストウッド、フランコ・ネロとともに
マカロニウェスタンの三羽ガラスと言われたんだけど、

二人と違って甘いんだよね。
若くて、甘くて、しかも二人みたいに不死身じゃない。
ちょっと強くて、ちょっと弱くて、われら一般人に近い?(笑)
そこがよくて女性ファンにもてたんだよねえ。
そう、マカロニの世界をより大きくしたいわば救世主さね。

いや、相変わらずいいなあ、ジュリアーノ。
イタリアの純な若者の香りいっぱいだもんなあ。

ジュリアーノを観ながら韓国海苔を頬張ると、
地中海の海の香りが
からだじゅうにパーッと広がってくるぜい!


●月見草さん
はいはいはい、今月の27日に参ります。
「悪魔を見た」の時のみなさんとご一緒に!
それで韓国海苔を食って鋭気を養っているんですよ~(笑)。
「悪魔…」の時は期待が大きかっただけに
ちょっと「?」となりましたが、今度は大丈夫でしょう!
いま韓国映画は史劇がノッテルし、
若い観客もビョンホンおじさんステキ!って
大喝采みたいですから。
すぐに書く予定なのでお楽しみにお待ちくださ~い。

●北国の帝王さん
ははは、淀川さんが? 納得です(笑)。
にしても北国の帝王さんが「素浪人花山大吉」とは!
じつは私も大好きで毎週観てましたあ。
なんたってあの近衛十四郎さんと品川隆二のコンビ、
最強でしたよねえ!
え~っ、天下の近衛十四郎がお茶の間でこんなお笑い
やっていいの~? と、最初は目を丸くしたもんです(笑)。
品川隆二にしても、ああいうシャレっ気のある俳優さん、
ほんといなくなりましたよねえ(泣)。
あ、おからはいまだに?(笑)

ありがとうございました。


■95分 イタリア/フランス 西部劇
監督:カルヴィン・ジャクソン・パジェット
脚本:カルヴィン・ジャクソン・パジェット
撮影:トニー・ドライ
音楽:ジャンニ・フェリオ
出演
モンゴメリー・ウッド(ジュリアーノ・ジェンマ)
イヴリン・スチュワート
ピーター・クロス
ジョン・マクダグラス
フランク・ファレル

南北戦争が終わり、捕虜となっていたゲイリーとその弟は、銃身を短く切られた拳銃を返却され帰途についた。そして、一足先に出た弟を追ってコロラドにきたとき、ゲイリーは町の顔役から仕事を依頼される。ところが、顔役に対抗する農民グループに味方していた弟は、兄とは知らずにゲイリーを撃ってしまう。そして、慌てて飛び出た弟を、顔役一味は無残にも射殺する。胸にあった1ドル銀貨のおかげで命を取り留めたゲイリーは、弟の敵を討つため、顔役一味と対決するが……。冒頭の伏線が効果をあげるマカロニ・ウェスタンで、ジェンマの代表作。

 

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この記事へのコメント

月見草
2013年02月22日 11:24
おっ~~ジュリアーノ・ジェンマだ~~
ほんとモリコーネしているイタリア~ノ・・・・いいですねぇ~
でもでもてつさ~ん、美味しいの分かるけど韓国海苔食べてる場合か~~
韓国のジェンマ様いや王様に会いに乙女ちゃん達といつ行くんですか?
月見草、てつさんの評価、首をなが~くして待ってます(笑)ちょっと韓国映画にしてはレビューの評価高いので、逆にてつさん、辛口かもね?
北国の帝王
2013年02月25日 16:46
ジュリアーノ・ジェンマ…懐かしい!
淀川さんの解説付きで見ました。淀川さん、ジェンマの話題になるとなぜかとても嬉しそうにじゃべっていた気が…
映画の話題じゃないんですが、僕の子供時代本当に憧れていたのはこのコンビでした。
http://livedoor.blogimg.jp/nakasugi_h/imgs/b/b/bbb1fc1d.jpg
おかげで子供のくせに「おから」が大好物になっちゃった!!

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