The Phone (2009) 韓国

[903]スーパーの主任パク・ヨンウの好演が光るサスペンスドラマだよ
★★★★★☆

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久しぶりの韓国映画。
でもないはずなのに、最近はそんな感じ(笑)。

いまレンタル屋さんの棚に並んでいるのを一気に観ると、
2、3カ月観るのがなくなるので、ポツポツと拾い観するしかない。

こんな日が来るなんて想像だにせず、
片っ端から観まくっていたあの頃が懐かしい。

携帯電話をモチーフにしたサスペンス。
うん、けっこう面白かった。

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主人公オ・スンミン、芸能企画会社C&Pの社長…、オム・テウン。

いままで観たオム・テウンではこれが一番よかった。
あ、いままで知らなかったんだけど、
オム・テウン、オム・ジョンファの弟だったんだね。

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スンミンは今夜も美しき妻を捨て置き、
芸能界の女たちと夜の巷でバカ騒ぎ。
と言いたいが、これも生き残るためには欠かせぬ業界連中の接待。
こうやってみると芸能業界は韓国も日本も同じだね(笑)。

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オ・スンミンの美しき妻、ジョンヨン…、パク・ソルミ。
「風の伝説」、よかったよねえ。
夫とうまく行っていないので、
本人も「風の伝説」の頃がひどく懐かしいと言ってたよ(笑)。

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スンミンが、辛い接待の日々の末にようやく売り出した
新進女優のジナ…、イ・セナ。

億単位のCMの仕事が舞い込んだ! 
と思ったその時、脅迫電話が舞い込む。
この動画をネットで流してほしくなかったら金を用意しろ、と。

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女は純で売り出したジナ。
相手は、以前スンミンの事務所にいたこともある
モデルのユノ…、キム・ナムギル。

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カフェでユノに会い、金を渡すフリをして痛めつけ、
動画フィルムを取り上げたはいいものの、
スンミンは件の動画がまだ保存してあった携帯電話を
カフェに置き忘れ、その携帯を「謎の男」に拾われてしまう。

動画だけではない。
仕事先の電話番号などもすべて登録してあり、
スンミンは焦る。

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「謎の男」…、パク・ヨンウ。
あれ? 私、俳優の名前言っちゃったよ。
言っちゃうと、もう「謎の男」じゃなくなるのかなあ。
そんなことないよね、まだ「謎の男」だよね?(笑)

ところで、この謎の男は気持ち悪い男である(笑)。
まず「1」に登録してあった妻ジョンヨンに電話をしてきて、

そうですか、奥さんなんですか。
奥さん、きれいですか?
奥さん、声がお低いですね。
奥さん、身長おいくつなんですか?

と、異常にばか丁寧な声で聞いてきたりする。
う~ん、なんやしらんストーカーみたいなやっちゃでえ(笑)。

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で、妻ジョンヨン経由で「携帯を返す」とスンミンに言っときながら、
スンミンが待ち合わせ場所に行くと、
携帯を返さず、隠れてスンミンを観察してたりする。

ちなみにこの謎の男は、
スンミンとは縁もゆかりもない、まったくの赤の他人である。

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で、スンミンがやっと直接連絡を取れるようになると、
約束していただけませんか、と
クソ丁寧な言葉遣いでこうのたまうような男である。

一つ、電話に出るときは感謝の言葉と名前を言え。
二つ、ためぐちを使うな…。

ためぐちナシには生きていけない芸能業界に住むスンミンが、
わかりました、なにか私にご要望はありませんか、と
携帯返してほしさに下手に出ると、

では三つ、私の手助けをしてください…。

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スンミン、何してるのか?
「謎の男」の手助けをしているの。
指定された車のフロントガラスをめちゃくちゃに叩き割ってるの。
で、携帯でその車撮って、
「壊したぞ」と謎の男に証拠写真送ってるの(笑)。

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スンミン、何してるのか?
指定された掃除機おじさんの顔面を血だらけにして、
携帯でその顔撮って、
「顔面血だらけにしたぞ」と謎の男に証拠写真送ってるの(笑)。

笑ってるけど怖い世の中だよねえ。
まったくの赤の他人が、まったくの赤の他人に命令されて、
まったくの赤の他人にこ~んなことしてるんだもん。

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夫スンミンが失くした携帯に命運を握られているころ、
美しき妻ジョンヨンは弁護士事務所を訪れていた。

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弁護士ハン・ジュンス…、キム・ユソク。
ユソク、私、この間も「魚と寝る女」観たあるよ(笑)。

当初は、離婚相談で訪れていたのだが、
いまやすっかり逢引と化していた。
たしかにユソクのほうが信頼に足る男のように思えるが、
おら、知らね(笑)。

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徐々に姿を現わす謎の男、パク・ヨンウ。
男の正体は…、

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大手スーパー「イーマート」の売り場主任で、
同僚に「仕事人間」と恐れられているチョン・イギュだった。

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売り場にはいろんな客がいる。
商品にケチをつけるもの。
店員の接客態度にキレて暴れ出すもの。
止めに入るとぶん殴ってくるもの。

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しかしイギュはいついかなる時も、
「お客様は神様です」「お客様はいつも正しい」をモットーに
笑顔を絶やさない。

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罵られても、八つ当たりされても、
どんな無理難題にも「申し訳ありませんでした」と
お客様には笑顔を絶やさずに平謝り。

そう。イギュがスンミンに言った、あの…、

一つ、電話に出るときは感謝の言葉と名前を言え。
二つ、ためぐちを使うな。

というのは会社のモットーで、
イギュ自らが実行してることだったんだよね。

で、「三つ、私の手助けをしてください」てのは、
イギュの溜まりに溜まった内なる声、
ジキルとハイドの、「ハイドの声」だったつう訳。

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ちなみに彼は三人家族。
母親は入院してて手術が必要なんだけど、金がない。
が、そんなに切っ羽つまってても、
かれはいい子すぎてなにも言いだせない男。

こうなるともう
病的なコミュニケーション不全と言うしかない?
と、やっちゃうよねえ。

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理由があって警察に届け出ることができなかったスンミンは、
「主任」「掃除機おじさん」という言葉を手がかりに、
ついに謎の男の正体を突き詰め、逆襲に出る。

警察に届けられない理由?
それを言っちゃおしいまいだべな(笑)。
どんな逆襲か?
知りたかったら観るしかないよなあ。

ん?おまえはレンタル屋の回し者か?
う~ん、結果的にそうなるのかなあ。
そう言われると辛いけど言わない!(笑)

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結局、イギュは、
「ハイド」の行状を支店長と本社に知られて、首に…。

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この期に及んでも支店長に笑顔を絶やさず、
「今後は頑張ってお客様に…、お客様に親切に…」
というイギュに、おら辛くて思わず貰い泣きしそうになったべ。

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そして最後、すべてを失ったイギュはスンミンのいない家に侵入、
妻ジョンヨンを監禁し、復讐に出る、というお話…。

サスペンスとしてもけっこうよくできてるし、
ドラマとしても面白かったよ。

とくにパク・ヨンウがいいなあ。
「カエル少年失踪殺人事件」では
キャラ的にちょっと荷が重いよなあって感じだったけど、
このスーパーの主任には大拍手。

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ほかに私のお気に入りの
ソウもパク・ヨンウの妹役として出てるし、

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ラストもおらがチュ・ジンモが出てきて締めてくれるよ、
また刑事役でさ。

●あっこ姐さん
おっ、あっこ姐さん、オム・テウンのファンなんですか!
いやあ、今回のオム・テウンいいですよねえ。
ラストのあの顔の傷、勲章ものです。
ネタバレ過ぎるかなと載せなかったんですけど、
あっこ姐さんにだけ特別に…(笑)。

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これだけ複雑でワルな男をやれるなんてすごいな
と思いましたねえ。
妻ジョンヨンに自分の愛をうまく伝えられない男で、
ちょっと哀れにも思えたりもして…。
最初は軽く見てたんですけど、いやあ、だんだん力入ってきて、
最後はキムチパワー炸裂って感じですよねえ。
原題「携帯電話」だったんですか?
そっちのほうがいいなあ。「The Phone」っていうシャレた感じじゃ
ないすよね(笑)。

ありがとうございました。


■TVM 132分 韓国 サスペンス
演出:キム・ハンミン
脚本:キム・ハンミン キム・ミヒョン
出演
オム・テウン
パク・ヨンウ
キム・ナムギル
パク・ソルミ
ソウ
イ・セナ

携帯電話を置き忘れた後,地獄のような128時間を体験することになるある男の話を描いたスリラー。
芸能界の底辺から始めて,ひたすら成功だけに向かって走ってきたマネジャー,スンミン。毎夜絶えない酒の接待のために,私債業者に家族の身辺まで威嚇されているスンミンにとって,女優のチナは,最後の希望であり,すべてだ。
そんなスンミンだが,チナの億台のCF契約を目前にして,チナのボーイフレンドのユノが,ジナのセックス動画を持っていると言って脅迫してくる。スンミンの携帯電話に問題の動画を送り,金を要求するユノ。おりしもスンミンは,携帯電話を誤ってなくし,パニック状態に陥る。
焦るスンミンは,携帯電話を拾った誰かが,携帯電話にはいった問題のセックス動画を見たと直感する。正体が分からない習得者イギュは,携帯電話を返す条件として3つの条件を掲げる。
1つ,謙虚に電話を受けること。2つ,ぞんざいな言葉使いをしないこと。3つ,自分が指定した誰かを手助けすること。
スンミンは,自分の人生を根こそぎひっくり返す致命的な秘密がはいった携帯電話を取り戻すために,イギュの要求どおり,操り人形のように動く。しかし,ますます手のほどこしようもなく危険になっていく要求に対し,スンミンは,イギュを捕らえるための追跡を始める。

 

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この記事へのコメント

あっこ姐
2013年02月24日 17:11
オム・テウン好きなので、数年前からこの作品チェックしてたんですけど、ようやく最近見ることができました。
しかも、初めは「携帯電話」と言ってたのに題名まで変わって登場でした(笑)。
見るのにリキ入りましたわ~。
ほんとにそこまでやるかって感じですものね。まあ、韓国映画にはありがちですが、、、
でも面白かった!

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