殺人の告白 (2012) 韓国

[986]人間を描くのが映画のすべてではないが、でも人間くらい描けよ、と私はヨンエに代わって泣いた ★★★★☆☆

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めちゃ懐かしいひとが出てる。

ジャン!

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私の大好きなキム・ヨンエ。

「グッバイ、マザー」(2009)以来、3年ぶりの映画出演。
あの映画よかったなあ。
終盤の「桜」のシーン。
車の窓から桜を見やるヨンエの笑顔がいまも鮮烈に
瞼に焼きついてる。

この映画の顔は…、フニ?
あんまし憶えてないぞ、観たばっかしなのに(笑)。

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ラストシーン。

え、もうラストシーンなのか?
んだんだ、ええじゃないか、ヨンエが見れれば(笑)。

刑務所に厄介になってたチョン・ジェヨンが出所してくると、
真っ白な豆腐を…、ごめん、じゃなくて縁ある時計を渡す。

なんの縁か? 
知らない、忘れた、観たばっかしだけど(爆)。

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3年の間にちょっとトシを召された感があるけど、
相変わらずきれいだよ。
演技もさすが。

というより、使った監督がちょっとアホかも。
だってさ、彼女が出てくると、
この映画の底の浅さがモロわかっちゃうんだもん(笑)。
到底こんな映画に収まる器じゃないでしょう、彼女。

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こっちはオラがチョン・ジェヨン。
偉い! と見終わったあと、ちょっと感動したよ。

脚本、監督がつまんないと、
いい俳優でも得てしてつまんなくなっちゃうもんなんだよね。
つまんない作品と心中しちゃうの(笑)。

最初は「この作品つまんないけどガンバロ!」と思うんだけどさ、
やってるうちにほんとどうでもよくなっちゃうの。
どんな名優も人間な訳だからさ。
ひとりでがんばるのって難しいのよ。

おい、聞いてるか、ソル・ギョング?(笑)

でもチョン・ジェヨンは心中しない。
最後まで地面に這いつくばってがんばってる。
徹頭徹尾ジェヨンらしさを押し通して、そこそこ観れるまでにしてる。

ジェヨンは偉い!
って思っちゃうよねえ、誰かさんと違って。

おい、ソルギョング、聞いてるよな?(笑)

別に怒ってる訳じゃないぞ。
オラがソルギョングも人間だったって安心してるだけだぞ~(笑)。

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こいつ、殺人の告白者ドゥソク(パク・シフ)。
うそだあ~、って誰だって思っちゃうよね。
だって殺したのは17年前って設定なんだよ。

こら、おめえ、まだオムツしてたろ!(笑)

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こいつ、真犯人、納得(笑)。

しかし誰だっけ?
おれの知ってるひとにそっくりなんだよなあ、カレ。
観てるときからずっと思い出そうとしてるんだけど
思い出せないなあ…。

17年まえ、女性ばかり狙う連続殺人事件が発生した。
ジェヨンはその事件を捜査した刑事役。
顔の傷は当時、犯人につけられたもの。

犯人を逮捕できず、事件は2年前に時効。

と、今年になって前述のドゥソクが殺人の告白本を出版。
超2枚目なもんだから、
韓国の女性はおろか日本の女性まで大騒ぎをはじめて
いまや大スター。
テレビにひっぱりだこ。

ジェヨン刑事は小僧の周辺をウロチョロするばかりで、
なんの活躍もできない(笑)。

と、ある日、
おまえはニセモノだ、犯人はオレだ!と言って
さっきのカレが現れるの。
それもテレビスタジオに。

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フフフ、罠にかかったな、真犯人め。
ホントは時効もまだ成立してないんぞ。え~い、逮捕!
……………というお話。

ちなみにヨンエは被害者遺族。
告白本を出した少年も被害者の息子。
ということは…、わかるよね?(笑)

え? わかんない?
いいよ、わかんなくて。人生になんの影響もないよ(笑)。

一言でいえば、
パク・シフという子のために作られたアイドル映画?

ジェヨンとヨンエが観れたからまあいいんだけど、
ヨンエは、「私、なんでこんな世界に復帰したんだろ?」
と、今頃ひとりで泣いてるかもなあ…(泣)。

韓国映画界の趨勢は
しばらく、もうどうにもならんかもね。


■119分 韓国 サスペンス/アクション
監督: チョン・ビョンギル
脚本: チョン・ビョンギル
撮影: キム・ギテ
音楽: キム・ウグン
出演
チョン・ジェヨン チェ・ヒョング
パク・シフ イ・ドゥソク
キム・ヨンエ ハン・ジス
チョ・ウンジ ガンスク
オ・ヨン ドヒョク
チャン・グァン TV局長
チェ・ウォニョン テソク

国中を震撼させた連続殺人事件の犯人が、時効成立後に手記を発表し、メディアの注目を集めたことから巻き起こる予測不能のストーリーをスリリングに描き出したサスペンス・アクション。主演は「彼とわたしの漂流日記」「黒く濁る村」のチョン・ジェヨン。また、これまで「家門の栄光」「検事プリンセス」などのTVドラマで活躍してきたパク・シフが、不敵な美青年犯人役でスクリーン・デビューを飾った。監督はこれが長編2作目のチョン・ビョンギル。
1990年、女性ばかりを狙った連続殺人事件が発生。捜査を担当するチェ刑事は、あと一歩のところで犯人を捕り逃したうえ、顔に深い切り傷を負ってしまう。やがて事件から15年が経過し、ついに時効が成立する。その2年後、もはや法で裁かれることのなくなった犯人が、事件を詳細に記した告白本を出版、社会に衝撃が走る。男の名はイ・ドゥソク。その美しい容姿がさらに人々の注目を集め、瞬く間に人気者となる。それを苦々しく思いながらも、何も出来ずに怒りを募らせるチェ刑事。一方、犯人への復讐を誓う被害者遺族たちは、ドゥソクの誘拐を計画し、行動に出るが…。


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