サイコメトリー~残留思念~ (2013) 韓国

[1016]関係ないけど、ロシアはいまも超能力の研究をやってるのかなあ(笑) ★★★★☆☆

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私の好きなサイコサスペンス。
けっこう面白かったかな。

少女が誘拐され、遺体が発見される。
刑事チョンドン(キム・ガンウ)は遺体発見現場を見て飛び上がる。
おれが立ち小便したとこだ! と。

ごめん、違ごうた(笑)。

以前、かれが立ち小便した壁に、
現場そっくりの絵が描かれていたのを思い出したからだ。

その絵とは…、ジャン!

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どう、ちょっとマンガっぽいけど、いい絵だろ。
絵を描けないので、こういう力作を見ただけでおらは感動する。
「ゼロ・ダーク・サーティ」なんか目じゃない!(笑) 

ちなみに右が軽犯罪を犯してるチョンドン刑事。
左がスプレーでこの絵を描いていた若い男。

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チョンドンは、あの若い男が怪しいと、
友人の前科者(笑)に協力を依頼し、男を探す。
犯人を逮捕して報奨金を山分けしようぜ、とエサをちらつかせ。

チョンドンより推理能力のあるその前科者友人のおかけで
若い男の住処にたどり着く。

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若い男は、人目を避けるかのように
ひっそりとビルの屋上アパートでひとり暮らしていた。

韓国、ほんとこういうアパート多いね。
「月の村」より更に月に近い場所ってことになるのかもしれないけど、
街が一望に見渡せて、なんか気持ちよさそう…。

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ある日、チョンドンは
「おまえが殺ったんだろ」と男に掴みかかる。

と、男=キム・ジュン(キム・ボム)が突然、
チョンドンが子供のころに死んだ、
チョンドンの弟のことを口走りはじめる。
こうやって、鼻血、ダラダラ零しながら(笑)。

おまえは何者じゃあ~! 
なんでおれの秘密の過去を知ってんじゃあ~!だよねえ。

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チョンドンは、若い男の高校時代の女性友人から
意外なことを聞かされる。

かれには不思議な能力がある。
他人に手で触れると、そのひとの過去が、
「残留思念」が見えるのだ、と。

お~! と、サイコ好きの私は身を乗り出す(笑)。

おい、チョンドン。
あの壁に描いた「現場」の絵も、
殺害された少女の残留思念が見えたんで、
おまえに知らせようと思って描いたんじゃないか?

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と、推理好きの私がチョンドンに囁くと
かれもようやく事態を飲み込めたらしく、
一転、ぜひお友達になりませう、
君のその素晴らしき能力を使って私に報奨金を稼がせて、
と日参しはじめる(笑)。

阿保チョンドンに、
キム・ジュンも少しずつ心を開き、話しはじめる。

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誘拐された少女のことは、
街を飛んでるハトに触れて「見えた」こと。

自分の「能力」のせいで母を殺してしまったと思い、
自責の念に捉われていること。

この能力を他人に知られて病気扱いされたくなくて、
世間を離れてここに住んでいること…。

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一方でまたひとり少女の姿が消えてしまう。
チョンドンはこのキム・ジュンの超能力を借りて
犯人を追いつめることができるのか…、というお話。

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キム・ジュンを演じてるキム・ボムは新人みたいだけど、
なかなかいいよね。楽しみ。
でも気をつけような、ジュン。
デビュー当時はだいたいみんないいんだよね。

おい、聞いてるか、ガンウ。
おまえもそうだべ。初期の
「台風太陽」や「京義線」がいちばんよかったでねいか(笑)。

ま、これも悪くないけど、
もう必死で笑かそうなんて芝居をすると、
けっこう無残になるよね(笑)。
もともとそれのできるタイプじゃないから。

君のやりたいような映画がどんどん少なくなっていくから
大変だろなと思うけど、頑張ってくれ、応援してっから。


ところで私は超能力信奉者。
自分にはそういう能力はゼロなんだけど(笑)、
そういう能力のあるひとを目撃したことは何度もある。

中にひとり、
このキム・ジュンと似たような能力を持ってるひとがいた。
そのひとは、女性(Aさん)。

居ながらにして、時々、
いま何百キロと離れてるひとの姿が「見える」んだよね。

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これは映画の中でジュンに見えた、
誘拐された少女の、いま現在の姿なんだけど、

Aさんに話を聞くと、
見えるときは、こういうふうに見えるらしいんだよね。

状況もこの青年ジュンと同じように、
そのひと(見える人物)が危機的な状況にあるとき。
それ以外には見えない。

はじめは、自分が直接知っているひと…、
友人とか親戚縁者とか、
そういうひとが危機にあるときしか見えなかったんだけど、

そのうち、まったく関係のないひと、知らないひとの
危機的な状況まで見えはじめたんだよね。
私は何度かその隣に居合わせたんだけどさ。

ほんとうにAさんにいま見えているのか、
確認のしようはあるよね。簡単。
それとなくいまAさんが見えているひとに電話をして、
いまの状況を確認してみればいいんだよね。

いまどこにいるのかとか、どんなものを着ているかとか、
なにしてるのかとか…。

関係のないひとが見えたときは、
場所がわりと近くだったので直接出向いて確かめたんだけど、
いつもまったくAさんが見えている通りだった。

Aさんの場合は、この青年ジュンとは違って、
べつに手で所縁のものに触れなくても見えたんだけど、
はじめのころはさすがに私も魂消たよね、
そこまで能力のあるひとを目撃したのははじめてだったから。

臨死体験者にしばしば
「超能力」が開花することはよく知られている。
よくでもないか(笑)。そういうひとは
家族以外にはその能力のことは絶対喋らないから。

社会生活に復帰できるような状態になると
その能力も消えてしまう。

ちなみにこのAさんも
じつは過去、何度か臨死体験をしてた訳だけど。

人間って凄いなあ。
人間についてはまだわかってないことがいっぱいあるよなあ。
と、そんなひとに出会うたび思うんだけど、

そんなことが何度もあったもんだから、
この映画の「サイコメトリー」のシーン、
私にはけっこうリアリティあるんだわさ。

あ、そういう能力をお持ちのかたがいらしたら、
ぜひ一度お電話ください。
私はいつもめちゃくちゃお会いしたいものですから(喜)。



■108分 韓国 ミステリー/サスペンス/アクション
監督: クォン・ホヨン
脚本: イ・ヨンジョン ハン・ジュニ
撮影: クォン・ヒョクチュン
音楽: キム・ナミュン
出演:
キム・ガンウ ヤン・チュンドン
キム・ボム キム・ジュン
パク・ヒョックォン
イ・ジュンヒョク

「パラレルライフ」のクォン・ホヨン監督が“サイコメトリー”という超能力の一種をテーマに描くクライム・サスペンス。迷宮入り目前の連続少女誘拐事件を追う刑事と、手で触れた物体に宿る人々の記憶が見える超能力者が互いに対立しながらも事件の真相に近づいていくさまを描く。主演は「外事警察 その男に騙されるな」のキム・ガンウと「思いっきりハイキック!」のキム・ボム。
ソウル市内で発生した少女誘拐事件を追う熱血刑事チョンドンは、ある過去の悲劇に苦しんでいた。事件が少女の死という最悪の結末を迎える中、彼は現場の状況と一致するグラフィティを以前目にしていたことに気づき、それを描いた男の行方を追う。そしてついにキム・ジュンという男を突き止め、容疑者として追い詰める。ところがジュンは、触れた物や人の過去を見ることができるサイコメトリーの能力者だった。チョンドンは半信半疑ながらも、事件解決にジュンの能力を利用しようとするが…。

 


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