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zoom RSS 少年は残酷な弓を射る (2011) イギリス

<<   作成日時 : 2014/07/04 21:23   >>

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[1030]実際にこんな少年事件が起きるとこの映画はぶっ飛んでしまう ★★★★☆☆

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ずいぶん以前に観たのだが、
途中で阿保らしくなって観るのをやめて、
でも手元に観るのなくなったから
しょうがなくて最後まで頑張って観ることにして、
ほいでやっとなんとか無事に観終えることができた映画。

よし、偉い!

ん? 誰だよ、そこで
小学生の作文みたいな文章だなって笑ってるの?
なんだ、「で〜す」のシモンさんではないか(笑)。


自由奔放に生きてきた旅行ライターのエヴァは、
突然の妊娠に戸惑いを拭えなかった。

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右、父親。
左、母親エヴァ…、ティルダ・スウィントン。

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やがて誕生した息子ケヴィンは、
なぜか自分にだけ懐こうとせず、
子育ては苦難の連続となる。

写真はその息子ケヴィン。
こらっ、子どもらしくせ〜い! だよねえ、ほんま(笑)。

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成長するにつれ、反抗的な態度はエスカレートし、
エヴァは我が子に対し恐怖さえ抱くようになる。

こんな顔されたんじゃ、そりゃ恐怖心抱くよねえ。

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夫に相談しても真剣に取り合ってもらえず、
次第に不安が募っていくエヴァだったが…、というお話。
以上はコメント以外ほぼ「allcinema」さんからの盗用。

ごらんになってない方のために大々々筋をご紹介すると、

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売れっ子ライター母親のおかげで、
こ〜んな豪邸で暮らしていた息子が、
両親の子育ての失敗で、悪魔の「ロビン・フッド」と化し、

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父親と妹を殺害したあげく、

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通ってる高校の屋上(?)から、生徒たちを大量殺傷。

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ひとり残された母親は、
豪邸を売り、被害者たちの保証に充て、
街のひとたちの迫害に遇いながらも、わが罪への罰と受けとめ、

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房に入れられた息子との面会に通いつづける。
…というお話を、
母親のフラッシュバックを中心に構成してるの。

最初途中でやめたのは、
ひたすら母親の心理描写ばっかりやってるから。

人間ばっかり追うなよ。
風景を見せてくれよ、この家族を囲んでる風景を。
心理描写でなにか描けると思うなよ。
と阿保らしくなったから。

観終わったあともそれ感じるよね。
もっと大きな視点に立たないと、
どうしてこんなことが起こるのかわからないんじゃないのって。

ホラー映画、サスペンス映画ならこれでいいんだろうけど、
でも、こんな物語をホラー映画、サスペンス映画止まりにしたら
まずいよね。

もうひとつは、息子ケヴィンの目を見せられるたびに
さすがにげんなりしたから。
だって、この30年、こういう目付きでひとを見る日本人、
めちゃくちゃ多いんだもん。
ほんと、もういいよ、見たくねえよ、おらは。

観終わったあとの感想。作文(笑)。

これ、アメリカの話だろう。
なんでアメリカの話をイギリス人が撮るのよ!
と怒って「Wikipedia」さん覗いたら、
原作はアメリカの小説だったよ(笑)。

あ、さては弟の不祥事を弟が全然反省しないもんだから、
お兄ちゃんのイギリスが反省して撮ったのね、
と少し納得したよ(笑)。

原作については、
「2003年に発表された
ライオネル・シュライヴァー(英語版)による小説」で、

「我が子を愛していたはずの母親と、
母親の愛を拒絶し続けていた少年の物語であり、
内容は殺人を犯した少年の母親が彼女の夫に宛てた手紙という
一人称視点の形式を採る」とあったので、

原作の形式を踏まえて
フラッシユバック中心の構成にしたんだろうなと思うけど、
だったらなおのこと小手先に走らず、

ふつ〜うに起承転結のかたちをとった、
ふつ〜うのリアリズム映画にしてみせればよかったのに、
3人称方式の、と思ったよ。
やるには相当なチカラが要求されるけどね。
この映画の方法のほうがじつは簡単。

まあ、欧米の映画化権契約はめちゃ細部にまでわたるようだから、
そうしたくてもできないのかもな。
「自由」を標榜してる欧米諸国なはずなのに、
ほんと、めちゃくちゃ不自由だよねえ、可愛そうに(笑)。

何度も言っておきたい。
だいたいが一番いいのだあ〜!

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しかし、この母親、美人であたまが良くて、
それなりに人間的な心もありそうなのに、
よくこんな阿呆男と結婚したよなあ!

って、最初の設定からちょっと無理があるというか、
説得力に欠けると思いませんでした、ごらんになってる方?(笑)

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最後、息子がはじめて母親に弱気を見せる。
「前はなんで自分がこんなことをするのか
わかってるつもりだったが、いまはわからなくなった」
みたいなこと言って。

房で看守たちにぶん殴られたりして、
おれは結局、かあちゃんに膝のうえにいたから
あんなことできたんだなあって気づいた?

こんなことをしでかした自分を見捨てるでもなく
まだ会いにやってくる母親を見て
はじめて少し母親の愛情に気づいた?

でも、こういうふうに育って、
こういう事件を起こしてしまった少年には普通、
そういう変化は起きないんだよね。

残念なんだけど、人間の根っこは変わらない。
幼少期に学習しそこなったことを、
後年学習することはできない。ほぼ絶望的。
そんなに甘かない、人間は(笑)。

ほんとに変化が起きるとすれば、
その人間の傷はそんなに大きくなかったってことなんだよね。

そのあたりのことを考えても、
この映画の描き方はちょっと浅すぎるよね。
言い換えると、無理やり大仰にしてみせてる感じ。

アメリカでは…、いや、日本でも似たような事件が起きる
ようになった訳だけど、
この程度では、実際に事件を起こした人間と、
その家族、周辺を描けないよなあと思うよ。

実際、こんな事件のニュースが飛び込んでくると、
この映画なんかぶっ飛んでしまうほど衝撃が大きいもんね。

しかしあれだなあ。
「母なる復讐」もそうだったけど、
最近は、おぞましいだけの映画はもういいや
という気持ちが強くなってるよな、ボク(笑)。

トシのせいにしとこ(笑)。

あ、つうても、ハリウッド観るくらいだったら、
この映画観たほうがなんぼかましだよ。

アメリカの家族、地域がどんなに崩壊してしまったか、
それはだいたいわかるもの。


■112分 イギリス ドラマ/サスペンス/ミステリー
監督: リン・ラムジー
製作: リュック・ローグ ジェニファー・フォックス ロバート・サレルノ
製作総指揮: スティーヴン・ソダーバーグ
クリスティーン・ランガン ポーラ・ジャルフォン
クリストファー・フィッグ ロバート・ホワイトハウス ほか
原作: ライオネル・シュライバー
『少年は残酷な弓を射る』(イースト・プレス刊)
脚本: リン・ラムジー ローリー・スチュワート・キニア
撮影: シーマス・マッガーヴェイ
音楽: ジョニー・グリーンウッド
出演
ティルダ・スウィントン エヴァ
ジョン・C・ライリー フランクリン
エズラ・ミラー ケヴィン
ジャスパー・ニューウェル 少年時代のケヴィン
ロック・ドゥアー
アシュリー・ゲラシモヴィッチ
シオバン・ファロン・ホーガン
アースラ・パーカー
アレックス・マネット

主演を務めたティルダ・スウィントンの迫真の演技が高い評価を受けた衝撃のサスペンス・ドラマ。ライオネル・シュライバーの同名ベストセラーを「ボクと空と麦畑」「モーヴァン」のリン・ラムジー監督で映画化。恐るべき事件を引き起こした少年の母親が、幼い頃から自分に執拗な悪意を向け続けた息子との葛藤の日々と向き合い自問する姿を、緊張感溢れる筆致で描き出す。共演は美しさと残酷さを併せ持つ息子を演じ高い評価を受けた新星、エズラ・ミラーと「シカゴ」のジョン・C・ライリー。
自由奔放に生きてきた作家のエヴァは、突然の妊娠に戸惑いを拭えなかった。やがて誕生した息子ケヴィンは、なぜか自分にだけ懐こうとせず、子育ては苦難の連続となる。成長するにつれ、反抗的な態度はエスカレートし、エヴァは我が子に対し恐怖さえ抱くようになる。夫に相談しても真剣に取り合ってもらえず、次第に不安が募っていくエヴァだったが…。

 
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