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zoom RSS 危険な関係 (2012) 中国/韓国

<<   作成日時 : 2014/08/13 14:29   >>

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[1053]ホ・ジノには原点に返って市井の小さなお話を描いてほしい ★★★★☆☆

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伊豆で地元のレンタル屋で借りて観た作品。
コデルロス・ド・ラクロ(仏)の原作小説の映画化。
好きだよなあ、みんな。何度目の映画化なんだろ?

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舞台はパリから1930年代の上海へ。

女性実業家ジユが、プレイボーイで鳴らす社交界の男
イーファンに不道徳な提案を持ちかける。
私を捨て、年端もいかない少女と結婚した男(実業家)に
復讐してやりたいの。彼女の処女を奪って。
そうしたらあなたと寝てあげる、というもの。

右がその不道徳な女性実業家ジユ…、
私のセシリア・チャン。
髪型、もちょっとなんとかならなかったのかよ、私好みに(笑)。

左が不道徳なプレイボーイ、イーファン…、チャン・ドンゴン。
どこが不道徳なんじゃあ〜!という気はするけどね、否応なく、
チャン・ドンゴンの顔を見てると(笑)。

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ちなみに婚約した少女には好きな恋人がいる。
家庭教師として屋敷に出入りしている、
貧しい出の絵描き青年である。

イーファンは、最後、この青年に反日行動の波の中で
射殺される。少女を手籠めにしたばっかりに。
しかもその内緒の事実を青年に教えたのは
なんと嫉妬に狂う不道徳な女性実業家ジユだったつう訳。

なんで嫉妬に狂ったのか、こんな色気のない男に(笑)。
強敵が現れたからである。

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世界中の女性の強敵、未亡人フェンユー…、
私のチャン・ツィイー。

不道徳を美徳とするイーファンは、
亡き夫の遺志を継いで慈善活動を行うこの
清楚な未亡人を一目見た瞬間、彼女をものにしたいと思う。

インモラルな男は清楚な女を見ると穢したくなる
というワン・パターンの発露である(笑)。

女性実業家ジユは彼女をも賭けの対象にする。
彼女を誘惑して、そして彼女を捨てることができたら
あなたの女になるわよ、と。

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チャン・ドンゴンは、チャン・ツィイーに近づく。
チャン・ツィイーは懸命に魔の手を振り払おうとするのだが、

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中略…(笑)、ついに魔の手に落ちる。出来ちゃう。
こらこら、チャン・ツィイー、ドンゴンのどこがいいのだ、
こっちを見ろ、こっちを、私を…、だよねえ、まったく(泣)。

清楚なるがゆえにインモラルを無意識に志向する、
男に破壊されたいと思う訳だよね。
こっちもワン・パターンだけど仕方がない、許そう、映画上だし。
と、私は許す(笑)。

見事にチャン・ツィイーをものにしたドンゴンは、
今度は長年の的セシリア・チャンをものにすべく
チャン・ツィイーを捨てる。

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だがこうはならない。セシリアに見抜かれるのだ。
捨てたなんて言ってるけど、あなたの心はチャン・ツィイーにある、と。
さすが私のセシリアだ、鋭い、ダテに遊んでる訳じゃない(笑)。

結局セシリアにご褒美を貰えなかったドンゴンは、
己の心に気づかされてチャン・ツィイーのもとへ走る。
捨てられて泣き濡れ、怒っている私のチャン・ツィイーのもとへ。
勝手な野郎だぜ、まったく。

セシリアは嫉妬に狂う。
退廃に身を任せているように見えながらじつは
根っこはけっこう純でドンゴンを愛してる訳さね(笑)。

で、件の絵描き青年を唆す訳、
あなたの恋人が病に伏してるのはあの男に蹂躙されたからなのよ、
と。

青年はドンゴンの後を追い、
反日デモが渦巻く大通りで「ドギューン」と一発、ドンゴンに見舞う。
愛する男を失った二人の女は悲鳴をあげ、嘆き悲しんだ…、
というお話。

なんで私の二人がこんな男のために泣くんじゃあ〜!
と、私は面白くもなんともないよね(笑)。

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これ、チャン・ツィイーとセシリア・チャンを相手にする
プレイボーイがドンゴンではなく、
クォン・サンウだったらけっこう面白い作品になったかも
とは思う。

ドンゴンにプレイボーイの役は向かないよ。
悪いけど恋愛ものはちょっと無理。
男の色気をそんなに醸しだせる俳優ではないもの。

その点クォン・サンウは、
ほっといても色気があるし、プレイボーイらしいいい加減さがあるし、
阿保だから純な心も醸しだせるし。

すこし知的なプレイボーイ像にしたいんだったら
クォン・サンウでなく間違いなくイ・ジョンジェがいい。

実際、観てても
セシリア・チャンとチャン・ツィイーが凄くいいから、
ドンゴンではちょっと可愛そうなくらい相手にならない。
なんで二人がこんな男に惚れるんじゃあ〜、
なんでこんな男のために泣かなきゃいけなんだあ〜、
ってマジなっちゃってる。

え、私の嫉妬? そんなことないってばあ(笑)。

監督はホ・ジノ。
「きみに微笑む雨」も中国を舞台にしてたけど、
ここのところちょっと行き詰ってる感あるよなあ。
原点に戻って市井の小さな話を描けばいいのにと思うが…。

あ、チャン・ツィイーについて言っておけば、
「最愛」観たけど断然こっちのほうがいい。

不治の病に犯された男と女が隔離され、そこで
ともに連れ合いがいながら不倫の愛に落ちる物語なんだけど、
貧しい村の娘の役になると
その美貌がちょっと邪魔になってしまうよね。
でもけっこういい映画だよ。


※写真は「allcinema」から拝借したものです。


■110分 中国 ドラマ/ロマンス/文芸
監督: ホ・ジノ
原作: ピエール・コデルロス・ド・ラクロ
脚本: ゲリン・ヤン
撮影: キム・ビョンソ
音楽: チョ・ソンウ
出演
チャン・ツィイー ドゥ・フェンユー
チャン・ドンゴン シエ・イーファン
セシリア・チャン モー・ジユ
リサ・ルー ドゥ・ルイシュエ婦人
ショーン・ドウ ダイ・ウェンジョウ
ワン・イージン

これまでに何度も映像化されてきたピエール・コデルロス・ド・ラクロの古典をチャン・ツィイー、チャン・ドンゴン、セシリア・チャンというアジアを代表する豪華スターの共演で映画化した文芸ラブ・サスペンス。舞台を18世紀のパリから1930年代の上海に移し、名うてのプレイボーイが仕掛ける危険な恋愛ゲームの行方をスリリングに綴る。監督は「八月のクリスマス」「四月の雪」のホ・ジノ。
1931年の上海。そこでは、富豪たちが享楽的な生活を謳歌していた。ある日、女性実業家のジユは、遊び友だちのプレイボーイ、イーファンに背徳的な提案を持ちかける。それは、自分を捨てて年端もいかない少女と結婚した男への復讐として、その少女を寝取って欲しいというもの。ところが百戦錬磨のイーファンにとって、その程度の相手は簡単すぎて面白味がない。そんな彼が目を付けているのは、亡き夫の遺志を継ぎ慈善活動に尽力する知的で清楚な未亡人フェンユーだった。そこで2人は、貞淑なフェンユーがイーファンの誘惑に負けるかどうかを巡ってみだらな賭けを始めるが…。

 

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