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zoom RSS 命ある限り (2012) インド

<<   作成日時 : 2014/08/06 23:52   >>

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[1050]若くしてすでに老いた若者には超おすすめのボリウッド映画だよ ★★★★☆☆

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数年前、
「踊るマハジャラ」を観てたらボリウッド灼熱にやられて
数日間寝込むはめになった。

そのことをすっかり忘れてしまってこれ観たら
またしてもボリウッド灼熱にやられて寝込んでしまった。
今回は1日半ですんだのですこし助かったが(笑)。

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ストリート・ミュージシャンのサマルは、
まだ見たことのないまっしろな雪の世界を見たくて
インドからイギリスへ渡った。
雪のヒマラヤに登るのはさすがにしんどすぎて(笑)。

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その真っ白な雪の世界をはじめて目にした日、
サマルは奇跡を見た。
ボリウッド灼熱色のドレスに身を包んだ天女が降りてきて、
教会へと走り込んだのだ。
サマルの頭は真っ白になり、恋の一文字だけが浮かんだ(笑)。

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女の名は、ミラ。在ロンドンのインド人富豪の令嬢。
信仰心厚く、なにかと神と取引する女だった(笑)。

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ストリートで歌ってると、ついにある日、
そのミラが近づいてきた。父の誕生日に
バンジャーブ語の歌を歌ってあげたいので教えて、と。
が、1月レッスンしてもミラの歌が上達しない。
見かねてサマルは言った。
インドの心を、ボリウッド的灼熱魂を隠してるからだ。
西欧的令嬢の衣なんか脱ぎ捨てちまえ、と(笑)。

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アンダーグランド・パーテイへ連れていくと、
ミラのボリウッド的灼熱魂がいっきに噴き出した。

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ミラは素足でロンドン・マラソンを…、じゃねえべ(笑)。
ロンドン・ストリートを、サマルを求めて走るインドの雌トラと化し、
路地で、ビルの屋上で、公衆電話BOXの中で、
地下鉄の中で、広場で、警官の前でと、
ロンドンの至るところで大胆にサマルを求めた。
婚約者ロジャーがいたにもかかわらず(笑)。

近代恋愛の元祖ロミ・ジュリはおろか、
紳士を標榜するロンドン市民はみな震え慄いた。

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が、ある日、サマルは交通事故で死んだ。
ミラの目の前で。

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ミラはかれの命を助けてと神に祈り、取引をした。
私が悪いのよ、かれとは二度と会わないと約束するからと。
と、奇跡が起きる。サマルがこの世に生還したのだ。

ミラは神との約束通り、私はロジャーと結婚すると言い、
ソマルの前から消えた。

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おにょれ〜、神め〜、だったら俺の命を奪ってみやがれ!
とソマルは怒り狂うと、インドへ帰り、
テロリストの仕掛ける爆弾を処理する部隊に入隊した。
そしていつしか防護服を着用しない「死なない男」の異名を
轟かすことになる。なんのこっちゃあ〜(笑)。

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ひょんなことからソマルの過去を知り、
ソマルをものにしようとする若き女が現れた。
とりあえずフリー・カメラマンで、
自称黒沢明大ファンの「アキ〜ラ」、ただいま21歳である(笑)。

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で、ソマルに近づくには、
かれのドキュメントを作るのが一番だと某テレビ局と契約し、
いざ軍隊へ。

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はじめはうざいやつだと思っていたが、
ストリート・ミュージシャンやってた頃の俺みたいに
ノ天気な女やでえ、とわかり、ソマルも可愛がりはじめる(笑)。

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撮影終了、編集してブロデューサーに見せると、
プロデューサーももらい泣き(笑)。
ただし放映にはソマルの来局が条件となり、
ソマルは来局するのだが、

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車に跳ねられそうなったアキラを助けようとして、
かれはまたも交通事故に遭う。

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危うく一命はとりとめたものの、
意識を取り戻すと「ミラ、ミラ」とミラを連呼するばかり。
な、なんと退行性記憶障害を患い、
記憶がロンドンで事故に遭った10年前に戻ってしまったのだ。
その後の記憶はなく、アキラ、大ショック。

医師に、
「ミラ」という女性としばらく一緒にいれば
ショックがやわらぎ、記憶が戻るかもしれないと言われ、

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アキラはロンドンへ行き、恋敵のミラに会い、
事情を説明する。
ギョエッ〜、こう来たかあ〜、と私ゃ魂消たわな(笑)。

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かくしてミラとソマルは10年後、再会することになるのだが、
はたしてソマルのその後の記憶は戻るのか。

そして二人の愛の行方は?
黒沢明を守護霊とするアキ〜ラの愛の行方は?

…つう大河的メロドラマが例によって歌あり踊りあり、
超ドラマチックに展開されていく175分の大長編だべ。

観ててけっこう面白いし、ウルッと来ることもあんだが、
ドバババ〜ッ、ドバババ〜ッと
ボリウッド灼熱が部屋中に押し寄せてくるもんだから、
すでに体力を失ってる私のからだにゃえらく堪えて、
結局、1日半寝込んでしまうことになっちまった訳さね(笑)。

たとえて言えば、
チョコレート100個混ぜたかき氷を10杯くらい
食え、食えと、無理やり食わされた感じ?(笑)

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ちなみに私が一番感動したのはここかな?
右、ミラのおかあさん。
ミラ4歳のとき左のイムランと恋に落ち、
12歳のとき、結局ミラと夫を捨ててイムランのもとへ走った。

で、ミラはこのおかあさんを恨んでいたのだが、
ロジャーと婚約するとお祝いが届き、
意を決しておかあさんに会いに行く。

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おかあさんは喜び、ミラを抱きしめる。

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そしてミラに謝り、自分がイムランのもとへ走った訳を話す。

パパはいいひとだったが愛せなかった。
自分が幸せでないと他人を幸せにすることはできないと思った。
でもあなたを愛していたので、
イムランにはもう子供はつくらないと言った。
かれは君と一緒に暮らせるだけで幸せだと言った、と。

物語の核心部分。

ミラも、婚約者ロジャーはいいひとだと思ってる。
でも愛している訳じゃない。愛してるのはソマルのほう。
ただパパがロジャーを望んでるので
大好きなパパのために結婚しようと思ってた訳。

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でも、おかあさんのこの話を聞き、
じつはロジャーとの婚約を解消し、愛するソマルと会ってた訳。

ここはいい。私のお気に入り。感動的。
この映画の中で唯一、静かで落ちついた場面でもあるし(笑)。

ボリウッド灼熱に負けない自信のある方にはちょっと、
そして若いくせに老いた若者には超おすすめの映画。


■175分 インド ロマンス/ドラマ
監督: ヤシュ・チョープラ
脚本: アディティヤ・チョープラ
音楽: A・R・ラフマーン
出演
シャー・ルク・カーン サマル
カトリーナ・カイフ ミラ
アヌシュカ・シャルマ アキーラ
アヌパム・カー
リシ・カプール

インドのスーパースター、シャー・ルク・カーン主演の大河メロドラマ。
共演はカトリーナ・カイフとアヌシュカ・シャルマ。監督は2012年10月に他界したインドを代表するヒット・メイカー、ヤシュ・チョープラ。本作は彼の遺作となる。
陸軍で防護服を身につけずに爆弾処理に当たる命知らずの男サマル。彼と偶然出会ったテレビの女性ディレクターは、ひょんなことから彼の悲しい過去を知ってしまう。かつてストリート・ミュージシャンだったサマルは、ロンドンで富豪の令嬢ミラと出会い、恋に落ちる。しかし彼女には父が決めた婚約者がいた。それでも互いの愛を貫こうと決意した2人だったが…。

 

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