隣人 -The Neighbors- (2012)

[1062]これを最後に観てつまらない韓国映画はもう書かないことにした(泣) ★★★☆☆☆

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例によって面白くもなんともない韓国ホラー・サスペンス。

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あるマンション団地の15歳の少女が誘拐殺害され、
変死体として発見される。
彼女の名はヨソン(キム・セロン)、11棟202号に住む夫婦の子。

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ところがこの子は下校時間になると、「ただいま…」と
毎日わが家へ帰って来るのである。遺体発見時の姿のまんまで。

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母親のギョンヒ(キム・ユンジン)はそのつど心臓が凍りつく。
帰ってきてずっとヨソンが自分の部屋にいるのかどうか
私は知らんのだが(笑)。

ちなみに父親は一度もそのわが子に出くわしたことはない。
仕事でほとんど帰ってこないのかな? わからん。
話の整合性など端よりないのだ、韓国映画らしく?(笑)

あ、ちなみに私は亡霊のヨソンより、
後妻を愛してるようにはまったく見えない、
冷た~い感じのする旦那のほうがめちゃくちゃ怖い。
ほとんど登場しないので助かるが(笑)。

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母親が恐れる理由がある。
この子、じつは先妻の子なのである。
彼女、後妻としてこの家へやってきた。
でも生前、仲がまだぎくしゃくしているうちに死んでしまった。

おまけに誘拐殺害された雨の日、
彼女は車で迎えに行く約束をしていたのだが、事故を起こして
迎えに行けなかった。連絡もできず、
その下校途中、ヨソンは行方不明になってしまったのだ。

で、まあ、早い話、ヨソンがそれを恨んで
死んだ後も帰って来るんじゃないかと思ってる訳。だから怖がる。

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ほんとはまったく反対なんだよね。
生前、母親と仲良くできなかったので、ごめんなさいと
言いたくてこの世に留まってた訳なんだよね。
母親もそれに気づき、最後、涙々ながらの邂逅になる。

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ところでヨソンを殺したのはこの男である。
ヨソンの家の階下、11棟102号に引っ越してきて間もない船乗り
スンヒョク(キム・ソンギュン)。

じつはこいつも母親ギョンヒ同様、
ソヨンを殺害したあと毎日々々恐怖に慄いている。

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理由も母親同様、死んだはずのヨソンがこうやって
下校時間になると「ただいま…」と彼の部屋を訪れるからだ。
ごめん、「ただいま」は言わない、無言。恐いよお。

と言いたいが怖くない。私、キム・セロンちゃんと友達だし(笑)。

なぜ殺したのか? わからん。
たぶん映画を面白くするために殺したんだと思う(爆)。
この男、少女趣味があるようには見えんし、
観ててもほかになにか理由がありそうにも思えんし。
強いて言えばただの殺人鬼? 
ようわからん、知りたいひとは監督に聞いてたもれ(笑)。

ともあれ、ヨソンに毎日会うもんだからこの男、
ヨソンをほんとに殺したのかどうか、
そのうち自分でも訳がわからなくなってしまう。

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おまけにこの団地には、
眼鏡を外すとヨソンとしかとても思えない少女もいるし(笑)。
10棟302号に住む少女スヨン…、キム・セロンの2役。

男は、この団地を出て船に乗ろうと思ってるのだが、
このままでは一生殺した女の子に憑りつかれる。
そうだ、この子スヨンも殺そうと機会を窺いはじめる。

ところが一方に、
この男を挙動不審と怪しんでいる「隣人」たちがいる。

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ひとりは団地警備員のジェヨンじいさん…、おらがキム・ギチョン。
が、相変わらず欲を出してしまうので、
船員スンヒョクに102号地下室でたちまち殺されてしまう(泣)。

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近所のカバン屋のおやじさん…、おらがイム・ハリョン。
少女ヨソンの遺体とともに発見された赤いカバンを見て、
あれ? わしがあの男に売ったカバンだと知ってしまったのだ。

同じく地下室に監禁され、危うく殺されかかる。ん?
地下室で男と毎晩ベッドをともにするようになったんだっけ?(笑)
知らん。ハリョンに聞いてたもれ。

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男から注文を受けて、
しょっちゅう出前をしているピザ屋の店員…、ト・ジハン。
10日ごとに殺人が起こり、殺人が起きたその日に必ず注文を受ける。
で、あの男、怪しいと睨むのだ。

10日ごとの殺人? どこで? なんでピザなの?
と、そのあたりを突っ込みはじめると話が分裂しまくるので、
絶対突っ込まないように(笑)。

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船員スンヒョクと駐車場のことで毎晩みたく喧嘩をしている
10棟202号に住むヒョンモ…、おらがマ・ドンソク。
スンヒョクよはるかに怖い貸金業者。ドやくざ。

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このドンソクはいい。韓国映画史上最高の暴力金融業者。
ドンソク、ここに極まれりといった最高の演技。痺れる。
この映画を紹介したのも偏にこのドンソクを誉めるため。

わかってるのか、ドンソク?
ただよ、こんな下らん映画に出るなよ(笑)。

ちなみに「金返せ」といまぶん殴ってる相手は、この男の叔父さん。
男の母親の弟。演じてるのは…、

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韓国映画界で最高に泣き顔が似合う、おらがチョン・インギ。
二人のこの叔父-甥っ子の、ねじれた愛情に私は涙、涙。
この二人は最高。私は抱きつきたい。こら、逃げるな、二人して(笑)。

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そして
10棟302号の少女スヨンを娘(孫?) みたいに可愛がってる
この男、団地の警備員ジョンロク…、おらがチョン・ホジン。
船員スンヒョクの部屋の水道代が異常に高いので怪しんでる訳。

この警備員おじさんにもじつは霊がついてる。

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警備員室にいつも一緒にいる男。
昔の同僚、大学教授、おじさんが殺した(笑)。

そう。このおじさん、昔、この同僚教授を殺して盗んだ訳、論文。
で、ただいま逃亡中。しかも時効成立寸前(笑)。う~ん、
時効成立を待つか、可愛いスヨンちゃんを魔の手から振り払うか、
と悩みに悩んだ末に…、となる訳(笑)。

その他の隣人。

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団地の婦女会長、少女スヨンのかあちゃん…、おらがチャン・ヨンナム。
会長の仕事で、あ~忙しい、あ~忙しい、と
何が忙しいのかさっぱりわからずに走り回ってるだけの無意味な
阿呆かあちゃん(笑)。めちゃくちゃ可愛いくて、
ドンソクと二人して、このつまらん映画を救ってると言える(笑)。

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そしてわが子ヨソンへ贖罪するかのように少女スヨンを守る
ヨソンの母ギョンヒ。

こうした隣人…、と言っても殺人者スンヒョクと隣人と言うだけで、
互いには隣人でも何でもないよね、これ。
横の関係ナシ、地域崩壊への警告映画なのかな、これ?(笑)

ま、ともかくこういう人たちがなんとなく動き回って
無事、少女スヨンの被害だけは免れるというお話。


しかし韓国映画、最近ほんと多いなあ、この手の犯罪映画。
正直言って、観てるだけでもううんざりって感じ。
感想を書く気にもならない。

これまで韓国映画、なんでも観てなんでも書いてきたけど、
そろそろほんとに潮時だよね。
観るけど、つまんないものはもう書かないことにしないとな。


■115分 韓国 サスペンス/ホラー
監督: キム・フィ
出演
キム・ユンジン ソン・ギョンヒ ウォン・ヨソンの母
マ・ドンソク アン・ヒョンモ 10棟202号 貸金業者
チョン・ホジン ピョ・ジョンロク 警備員
キム・ソンギュン リュ・スンヒョク 11棟102号
キム・セロン ユ・スヨン 10棟302号 / ウォン・ヨソン 11棟202号
イム・ハリョン キム・サンヨン アラスカ カバン店 主人
チャン・ヨンナム ハ・テソン ユ・スヨンの母 婦女会長 11棟302号
ト・ジハン アン・サンユン ピザ マロン 配達員
キム・ギチョン ファン・ジェヨン 警備員
イ・ジャンユ チョ班長
カク・ミンソク アン・ドンジュ 

同じアパート団地に住んでいる連続殺人犯と彼を疑う団地の隣人たちの話。
202号の少女の死,そして10日の間隔で発生する連続殺人事件の犯人の糸口が見つからず,カンサン団地の隣人たちは,恐怖に震える。
そうしている間,隣人たちは,数十万ウォン台の上下水道料金を払っている,事件発生日のたびにピザの出前を頼んでいる,そして,死体が入れられたカバンと全く同一のカバンを買って行った102号の男を疑い始める。
そして,殺人魔もまた,隣人たちの気配に感づき始めて,2番目の少女の死を防ぐための最後の対決が始まる。

 

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