フレンチ・カンカン_1 (1954) フランス

[1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪

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あったあ~❢と狂喜の余り、
万歳を連呼しながら手賀沼を一周しそうになったよ(^^♪

もう大好きなのよ、この映画。
レンタル屋さんの棚で発見出来なくて諦めてたら、
ツタヤのサイト・レンタル屋さんに置いてあったのよ。

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花の都パリ。あのモンマルトルのキャバレー、
ムーラン・ルージュ(赤い風車)は
フレンチ・カンカンを踊る為に作られたのだあ!
というのを描いた映画史上最高のオペレッタ(^^♪

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ギエ~❢興奮しちゃう~(^^♪
監督・脚本は我等がジャン・ルノワール。このひと。

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画家の父ちゃん、オーギュスト・ルノワールが描いた
生まれ立てのジャン(1895年)(^^♪
抱いてるのは母ちゃんではなくて、
母ちゃんの従妹に当たるガブリエルという女性。

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主演はこのひと。キャバレーの支配人で、
「銀座カンカン娘」「文明堂」などの産みの親でもある
我等がジャン・ギャバン(爆)。

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そして小娘ミニ(^^♪ フランソワーズ・アルヌール。
超可愛いだろう。ギャバン小父さんは…、
よし、このミニの為にムーラン・ルージュをぶっ建てよう。
カンカン踊りをやろう。何よりも大衆に素晴らしきショーを!
と決心したんだべ(^^♪

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舞台は1900年、パリ。
興行師のダングラール(ジャン・ギャバン)は
「シナ屏風」という寄席を経営していた。
左のピエロは、芸人のロベルト、口笛詩人。
舞台で踊ってる女は寄席のスター、ローラ(マリア・フェリクス)。
触ると火傷しそうな女でダングラールを熱愛中(^^♪
西城秀樹が歌った「傷だらけのローラ」のモデルは
実はこの女性だった。というのは嘘か真か私は知らん(笑)。

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「白い女王へ行きましょう」
というローラの鶴の一声でダングラールらは
モンマルトルにあるキャバレー「白い女王」へ行く事に。
撮影はオール・セットで、このセットがまた素晴らしいのだ(^^♪

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ダングラールはそこでカンカンを踊っている小娘を見て興奮、
ローラそっちのけで彼女と踊りまくるのだった。
ギエ~、我等がジャン・ギャバンが~!と卒倒しないように(^^♪

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「この娘は俺の彼女だ。
おっちゃん、一体誰に断って踊ってんねん」
と若い兄ちゃんはそそくさと彼女を連れて帰った。
小娘の名前をミニ、青年をポーロと言った。

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店内のテーブルに実はもう一人、
そのミニに魂を奪われている高貴な青年がいた。
何を隠そう、彼こそ近東某国の王子・アレクサンドル
その人であった(^^♪

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あ、オマケ。この白い女王の店内。
これが後の「ムーラン・ルージュ」の基本設計になる訳(^^♪

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帰途の馬車の中、ローラは不機嫌そのものだった。
「あの娘、好きなの?」「妖精のように踊ってた」
「私の時もそう言ったわ」「名前も知らん」
怖いだろう、ローラ(^^♪
ダングラールはその炎を鎮めるべく、その晩彼女と寝た(笑)

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翌朝、執達吏(執行官)が現れ、金を請求した。
ダングラールは全財産55円を払った(笑)。
彼は見かけによらず超貧乏だったのだ。
ではこの家の所有物を差し押さえます、と執達吏は言った。
実は彼の事業の出資者であるバルテール男爵の陰謀だった。
男爵はローラを熱愛してて、ダングラールに嫉妬して、
出資金を払えと訴えたのだった。
ダングラールはこんな屋敷に住むより
ホテル住いの方が安いもん、と安ホテルに住む事にした(^^♪

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執達吏と一緒に現れた青年は雇ってと言った。
俺、歌えま~す、踊れま~すと即座に芸を披露した(^^♪
わしの店はいつ潰れるか知らんぞ、と言いながら雇う事にした。
周りに「蛇のカジミール」と呼ばれていた青年(フィリップ・クレイ)は、
ダングラールにくっ付いてとりあえばダングールの
一人楽隊をやった。
こやつ、超拾いものだった。滅茶苦茶可愛い奴だった(^^♪

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町のカフェでお茶を飲んでたら偶然あの小娘を見かけた。
ダングラールは即座にストーカーした。

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キャ~怖い、とミニは友達と恋の階段を上って逃げた。
ダングラールはエッチラコッチラ階段を上った(^^♪

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丘の上では子供たちに囲まれ、
監督の親父、オーギュスト・ルノワールが写生中だった(笑)。

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ミニはここの洗濯屋で働いていたのだった。
ダングラールは身分を明かし、素晴らしき君よ、
ダンサーにならないか、今夜ぜひ訪ねておいでと言った(^^♪

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ミニはパン屋で働いている恋人ポーロの元へ飛んで行き、
すぐさま処女を与えた。
あのおっさん、きっと私に売春させるつもりなんだ。嫌。
最初の相手は絶対ポーロよ、と決めていたのだ。
ああ、やっぱミニは天国だったと、
そのポーロは目も頭も体もトロ~ンとなった(^^♪

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ミニが現れるとダングラールは
すぐにダンス教師キボールを訪ねて頼んだ。
この娘にカンカン踊りを教えてくれ、いや、ここにいる皆に、
新しいショーを始めたいんだ、と。
キボール先生は笑った。
「今時カンカン踊りなんて旧いわよ」
「フレンチ・カンカンとして新しく蘇るんだ、大衆の為に」(^^♪

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キャッホ~!と、若い時分
カンカン女王で鳴らしたキボール先生は突如
足を上げてカンカンを踊り始めた(^^♪

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ありゃま!と、居合わせた生徒たちは
先生の上がる足を見て目を丸くした(笑)。
ミニも丸くした、売春じゃなくてほんとにダンスだったんだと(^^♪

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通りを出ると路上生活をしている老女がいた。
ダングラールは例によって小遣いを上げた。

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恋の坂道でミニが訊いた、知り合い?
ダングラールは言った、
かつてカンカン踊りの女王だった人だと(^^♪

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ローラがバルテール男爵を連れてホテルへやって来た。
男爵は申し出た、
新しいショーを始めるそうじゃないか、協力したい、と(^^♪

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ダングラールは「シナ屏風」を売り、その金を頭金に
モンマルトルの「白い女王」を買った。

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ドカーンと大爆音がした。
新しい小屋にする為に「白い女王」がダイナマイトで
壊されたのだ。付近の店と人は白い灰を被った(笑)。

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踊り子を募集すると家が壊れるかと思う程
応募者が押し寄せた。

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ミニの友達はダンスの才能ナシと手厳しく、落選。
「帰ります。さようなら。洗濯だって悪くないわ」と彼女は泣いた。
そうだあ!と私は彼女を応援する事にした、
綺麗で心根が素晴らしく良いし(^^♪

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合格した乙女たちへの過酷なレッスンが始まった。
わあ先生~止めて~骨折する~!(^^♪

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と悲鳴を上げていた生徒たちも特訓に次ぐ特訓で、
お~お~見よ、素晴らしき開脚を(^^♪

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ダングラールは例によって路傍の石の如く
何も言わなかったが、気分は間違いなく青春時代だった(^^♪

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キャバレーの工事は着々と進んでいた。
彼はその小屋を「ムーラン・ルージュ=赤い風車」と名付けた(^^♪

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愈々、棟上式の日がやって来た。

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が、式は始まらなかった。
ローラがダンサーの中に小娘ミニが見つけるや否や、
嫉妬の炎を炎上させ、殴り始めたのだ。アチャー!
大臣やミニを愛する例の某国王子らが来賓してんだぜ(笑)。

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ダングラールが心配してミニに駆け寄ると、
今度はあのポーロが「僕の妻に何をする」とダングラールに
襲い掛かる(^^♪

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で、皆でそれを止めてる内にあちこちで揉め始めて、
棟上式はあっと言う間に乱闘場と化す。

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仕方なく楽隊は彩りを添える為に演奏を始める。

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ミニは何故かいつも見物人として現れる三人組の所へ避難し、
三人の仲間であるかの如く装い見物を洒落込む。

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工事現場で働いてる男たちも、
これは滅多に見られない喧嘩祭だと酒を楽しむ(^^♪

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で、最後、ポーロが
ダングラールを工事中の穴に突き落として
漸くバカ騒ぎに幕が下りたのでした。何のこっちゃあ~!(笑)

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ダングラールは骨折で入院。
漸く退院し、ミニに付き添われてムーラン・ルージュへ行くと、
建設は中止。ローラが怒って
バルテール男爵に出資を止めさせた訳(泣)。
が、ダングラールは何を考えてるんだか、
相変わらず表情一つ変えず歩く路傍の石。でも例の
往年のカンカン女王に小遣上げるのだけは忘れない(^^♪

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ホテルも追い出される。
こっちも顧客の男爵が手を回したのだ。
で、ま、良いかホテル代も払ってなかったし、と
遂に稽古場へ引っ越す事になった。

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所がドヒャー!そのホテルの最後の夜、こんな事に(^^♪
「こんな事想像もしなかったわ」
「こんな娘と恋に陥るとは。不運な時に王様気分」
路傍の石が余りにも優しいし、懐広しで、
いつの間にかミニが恋しちゃった訳さね(^^♪

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一方、ローラの世界は真っ暗、ただただ絶望気分なのだった(^^♪


※「フレンチ・カンカン」_1
※「フレンチ・カンカン」_2
※「フレンチ・カンカン」_3

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■102分 フランス ミュージカル
監督: ジャン・ルノワール
脚本: ジャン・ルノワール
撮影: ミシェル・ケルベ クロード・ルノワール
音楽: ジョルジュ・ヴァン・パリス
出演
ジャン・ギャバン
フランソワーズ・アルヌール
マリア・フェリックス
フィリップ・クレイ
ミシェル・ピッコリ
ジャンニ・エスポジート
エディット・ピアフ
シュジー・プリム
ヴァランティーヌ・テシエ

ハリウッド製ミュージカルのひたすら上向きな幸福感とはまた違った、酸いも甘いもかみわけた大人の音楽喜劇として、膨らみのある幸福感に浸らせてくれる、ルノワールの傑作オペレッタ。彼が15年ぶりに祖国フランスで撮影した作品で、「大いなる幻影」以来のギャバンとの仕事でもある。1888年のパリで上流向けのクラブを営んでいたダングラールは、下町のキャバレーで見初めた踊り子ニニ(アルヌール)に触発され、自分の店を処分し、その店“白い女王”を買い取り、カンカンの復活を軸とした新しいショウを見せる娯楽の殿堂にしようと画策。が、女性にもてる彼をめぐって、以前の店からのスター、ローラとニニが衝突を繰り返し、ローラに気のある出資者が援助を止めたりして、なかなか計画通りにいかない。ニニにはポウロというパン職人の恋人があったが、嫉妬深い彼よりダングラールの渋さに参ってしまった。そんな彼女に秘かに焦がれて自殺まで図ったアラブの王子は、彼女との一度の逢瀬に満足して、その支援で何とか店も開店に漕ぎつけた。が、ショウの本番の直前、他の歌手にちょっかいを出すダングラールに腹を立て、ニニは楽屋にこもってしまう。けれども、観客の彼女を呼ぶ声に押し出されるようにフロアに出て、仲間と共にフレンチ・カンカンを快活に歌い踊るのだった。パリの名物だったムーラン・ルージュの由来を描いており(創始者ジドレルの名は変えられている)、ピアフを始めとするシャンソン歌手たちのゲスト出演も楽しみ。ラストのカンカンの勢いに魂を奥底から鼓舞され、ヴォケールの歌う主題曲“モンマルトルの丘”の楽しく、どこか感傷的なメロディには幸せな涙を流す、そんな作品だ。

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