妻よ薔薇のやうに_2 (1935) 日本

[1190]美しき昭和モダン映画。成瀬巳喜男の作品を観て初めてホロリとしたかもな(^^♪ と思いきや、俊作がいきなり時間もあるし山へ帰るかな と言い出して君子は慌てふためく。が、 母悦子は落ち着いついた様子で「そうですか。ではお達者で」 父は「色々お世話になりました」  「私はやりかけの仕事がありますからこ…
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妻よ薔薇のやうに_1 (1935) 日本

[1190]美しき昭和モダン映画。成瀬巳喜男の作品を観て初めてホロリとしたかもな(^^♪ YouTubeおすすめ傑作選(^^♪ 中野実の原作「二人妻」を成瀬巳喜男が脚色・監督した 昭和10年の映画だよ。 昭和10年、東京丸の内オフィス街。 見よ、サラリーマンたちがハットを被り、颯爽と行く。 昭和モダン…
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特別な一日_2 (1977) イタリア

[1189]性と政治の倒立する姿を描いたソフィア・ローレンとマストロヤンニの最高傑作 ガブルエレは彼女の心を推して言う、 僕には何の下心もない、と。 アントニエッタは返す、 「うそ。わざと抱きついたのよ。男は皆同じ。予想はしてた、 本を持って来た時から。あの電話もわざとね」と。 そして帰ってと言うのだが、 …
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特別な一日_1 (1977) イタリア

[1189]性と政治の倒立する姿を描いたソフィア・ローレンとマストロヤンニの最高傑作 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニのコンビ作品。 二人のコンビ作品では「ひまわり」が良く知られているが、 実は私はこの作品が一番好きなのだ、それも圧倒的に(^^♪ ますだけいこさん(FB友達)から「只今、GYAO!で…
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ヴェラの祈り_2 (2007) ロシア

[1188]大地と接する女性の心身を描いた アンドレイ・ズビャギンツェフ の傑作 カメラは一転、森の中の小川(溝)を捉える。 ここはアレックス家族4人が入った丘の上の森で、 息子キールが「水が枯れている」と言った処なのだが、 そこに突如、水が湧き始めたのだ。 一瞬、処女の泉だ!と私は危うく叫びそうになる。 そ…
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ヴェラの祈り_1 (2007) ロシア

[1188]大地と接する女性の心身を描いた アンドレイ・ズビャギンツェフ の傑作 「父、帰る」を撮ったロシアの監督、 アンドレイ・ズビャギンツェフの長編第2作。 原作はアメリカ人作家、ウィリアム・サロイヤンの小説。 読んだ事ないが、話の大筋を借りただけかも。 丘陵の向こうから車が走って来る。 丘には一…
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古都 (1963) 日本

[1187]千重子と苗子の人生にそのまま古都=京都が視える いまなお京都観光ガイドブック代わりに読まれている 川端康成の小説「古都」の映画化。 といって馬鹿にしちゃ駄目だよ。 監督・中村登、撮影・成島東一郎、 絶世の日本美女、我らが岩下志麻二役という極め付の 素晴らしい映画なんだから(^^♪ おいこ…
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越前竹人形_2 (1963) 日本

[1186]愛し合う喜助と玉枝の歯車は何故狂っていくのだろう 玉枝は京へ戻ろうとまた渡し船に乗った。 だが途中、凄まじい腹痛に襲われ、そのまま気を失った。 気づくと淀川の川岸に横たわっていた。 すでに夕暮れだった。 船頭は玉枝に言った。 「ヤヤはな、もうあんたの体にいやへんで。 川に…
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越前竹人形_1 (1963) 日本

[1186]愛し合う喜助と玉枝の歯車は何故狂っていくのだろう 昭和の初め。 越前の国・武生にある竹細工の産地、竹神村。 竹細工の名人と言われた父・吾左衛門を亡くした 一人息子の喜助(山下洵一郎)は、父の跡を継ぎ 仕事に余念がなかった。 ある日、その喜助のもとへ一人の女が訪ねてくる。 女は、あなた…
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冬の光 (1962) スウェーデン

[1185]自然と核の脅威を前に沈黙する神を描いたベルイマンの名作 「鏡の中にある如く」「沈黙」とともに ベルイマンの「神の沈黙」三部作と言われている作品。 なのだが、ベルイマンの作品のほとんどは神の沈黙を 主題にしているんじゃないの、というのが私の単純な感想。 しかしコレはいいよ、凄いよ、映像が。 ベルイマ…
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旅役者 (1940) 日本

[1184]馬脚をやっているしがない旅役者を描いた成瀬巳喜男の大傑作 YouTubeおすすめ傑作選(^^♪ ユーモア作家・宇井無愁の小説「きつね馬」を、 成瀬巳喜男が昭和15年に映画化。名作。 数ある成瀬作品の中で私これが一番好きかもね(^^♪ ポ~、ポ~。日差しの暑い盛り。 信州のある田舎町へガタン…
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愛染かつら 総集編 (1938/1939)

[1183]映画の作り方も俳優も綺麗なのでホッとするよ(^^♪ YouTubeおすすめ傑作選(^^♪ 川口松太郎の「愛染かつら」が 初めて映画化されたのは1938年のこと。 監督は野村浩将、津村浩三を演じたのは上原謙、  高石かつ枝を田中絹代。 ちなみにシナリオは野田高梧。うわっ、知らなかった(^^♪ …
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東京のえくぼ_2 (1952) 日本

[1182]喜劇映画の大傑作。こんなに健康だった時代は戻ってくるのかなあ そして帰ると二階で金語楼節のお稽古。 「どうだろうね、シャチョさん、あんたも年頃なんだが、 あんたはうちの伸子をどう思うね」 「いやあ、立派な娘さんです」 「うん、そうかい」 父ちゃん、ニコニコニコニコ(^^♪ 階下…
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東京のえくぼ_1 (1952) 日本

[1182]喜劇映画の大傑作。こんなに健康だった時代は戻ってくるのかなあ 森繁の「社長シリーズ」で知られる松林宗恵が 1952年(昭和27年)に撮ったデビュー作。 戦後の喜劇映画、大傑作の一つ(^^♪ 昭和26、7年頃の東京。 ほとんど廃墟と化した東京がわずか6、7年でこんな街に。 日本の戦後復興は奇跡的…
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フレンチ・カンカン_3 (1954) フランス

[1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ ミニはダングラール小父さんの言葉がめちゃ堪えた。 涙が止まらなかったがすぐに後を追い、言った。 「すぐ行きます!」 女王ローラが楽屋を飛び出し、ミニを抱き締めた(^^♪ ダングラールが皆に声をかける、 「…
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フレンチ・カンカン_2 (1954) フランス

[1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ ダングラール小父さんの稽古場生活が始まる。 オラは慣れっこだけど、小父さんもまるで意に介してないぞよ。 食事は皆が持って来てくれる残りもの(^^♪ ポーロがまた現れるが、どん底生活を見て今日は許してやる だって…
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フレンチ・カンカン_1 (1954) フランス

[1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ あったあ~❢と狂喜の余り、 万歳を連呼しながら手賀沼を一周しそうになったよ(^^♪ もう大好きなのよ、この映画。 レンタル屋さんの棚で発見出来なくて諦めてたら、 ツタヤのサイト・レンタル屋さんに置いて…
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雲がちぎれる時_3 (1961) 日本

[1180]戦争の傷跡と戦中の「美しかった時間」を抱えた市枝と三崎の行く先は 病院のベッドで加江子が目を覚ます。 付き添う窪津が目に入り三崎の事を尋ねる。 「大丈夫だ」と窪津は嘘を突く。 「私たち結婚するんです」 と加江子は微笑んで報告する。 1ケ月後、窪津の運転するバスに乗り、 伊豆田峠の新道…
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雲がちぎれる時_1 (1961) 日本

[1180]戦争の傷跡と戦中の「美しかった時間」を抱えた市枝と三崎の行く先は YouTube名作の旅(^^♪ 何だか凄い映画を観てしまった。 新藤兼人監督、五所平之助監督の 「雲がちぎれる時」(1961年)という映画だ。 原作は田宮虎彦の小説 「赤い椿の花」。 出演は我らが佐田啓二、有馬稲子、倍賞千恵子、…
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炎の人ゴッホ_2 (1956) アメリカ

[1179]ゴッホ伝記として必見の映画、そして必読のレビュー(笑) 同年(1888年)5月、 高い宿賃を要求されて主人と喧嘩、 親切な郵便屋さんのお世話で外壁が黄色に塗られた あの2階建ての建物、「黄色い家」へと引っ越す(^^♪ 「アルルの寝室」1888年10月、アルル、油彩。 全…
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炎の人ゴッホ_1 (1956) アメリカ

[1179]ゴッホ伝記として必見の映画、そして必読のレビュー(笑) 1878年、我らがゴッホは様々な職を経験した後、 伝道こそ自分の生涯の仕事だ!と思い、 ベルギーのブリュッセルにある伝道師学校へ行き、 司祭としてボルナージュ地方の炭鉱町へと赴く。 廊下に座っているのがゴッホ。 登場した瞬間、うわっ、…
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伊豆の踊子_2 (1960) 日本

[1178]川端文学に挑んだ我らが鰐淵晴子の初々しい姿に大拍手(^^♪ 薫は言う。「私、今まで 私たちの暮らしを恥ずかしいと思った事はなかった」と。 清水は怒ったように返す。 「立派だよ。僕はそう思ってる」と。 そして付け加える。 「僕は君のお母さんが羨ましい」 「あなたのお母さま、どんな方…
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伊豆の踊子_1 (1960) 日本

[1178]川端文学に挑んだ我らが鰐淵晴子の初々しい姿に大拍手(^^♪ 川端康成の「伊豆の踊子」の映画化。 いつしか青春スター、アイドルの登竜門と化してしまったが、 本当は川端の資質がとても良く表れた優れた文学作品である(^^♪ 田中絹代を初め何人かが踊子を演じている訳だが、 鰐淵晴子のこの映画が私の一番のお気…
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雪之丞変化_4 (1934) 日本

[1177]虚実の皮膜で演じられる天才・衣笠貞之助の世界最高峰のチャンバラ前衛劇 そして舞台近くには、 芝居が止まった混乱に乗じて雪之丞を 亡き者にしようと企む、弱っちい代官・浜川と横山が(^^♪ さあ、雪之丞の見得が決まった! 世紀の女盗賊・お初が美しい手を上げ、 桟…
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雪之丞変化_3 (1934) 日本

[1177]虚実の皮膜で演じられる天才・衣笠貞之助の世界最高峰のチャンバラ前衛劇 その夜、突如、廣海屋が火の海に包まれた。 長崎屋が火を放ったのだ。 長崎屋は混乱に乗じ、 廣海屋の赤ん坊を奪って逃亡する。 駆けつけた雪之丞はその業火を目の当たりにした。 その日は奇しくも父と母の…
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雪之丞変化_2 (1934) 日本

[1177]虚実の皮膜で演じられる天才・衣笠貞之助の世界最高峰のチャンバラ前衛劇 物語を進めよう。 雪之丞はその夜、廣海屋、長崎屋に根岸の料亭に招かれる。 土部三斎ほかも一堂に会していて、対面する。 左・門倉平馬はかつて道場の兄弟子でもあった。 同夜、女盗賊のお初は土部三斎の屋敷に忍び込…
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雪之丞変化_1 (1934) 日本

[1177]虚実の皮膜で演じられる天才・衣笠貞之助の世界最高峰のチャンバラ前衛劇 庶民の味方、我等がYouTube名作劇場(^^♪ 衣笠貞之助+長谷川一夫コンビの作品。 作品は三編から成っている。 「雪之丞変化 第一篇」 (1935) 「雪之丞変化 第二篇」 (1935) 「雪之丞変化 解決篇」 (1936)…
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清作の妻 (1965) 日本

[1176]我等が若尾文子の殆ど狂気に近い美しさと色香に狂喜しよう(^^♪ 増村保造・若尾文子コンビが作り出した傑作(^^♪ 脚本はやはり増村保造と良くコンビを組んだ新藤兼人。 吉田絃二郎の原作小説を映画化したもの。 これも観たのは何十年ぶり。どうして 街のレンタル屋さんはこうした名作を置かないんだろね。 …
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鳴門秘帖 (1957) 日本

[1175]まるで邪心のないこんな美しい映画は女形・衣笠貞之助にしか撮れない 吉川英治が大阪毎日新聞」に連載した伝奇小説を 我等が大々先輩・衣笠貞之助が映画化したもの。 初めて観たのは中学生か高校生の頃。 リバイバルだったと思う。 以来、50数年ぶりに観たんだけど、 え、こんなに凄い映画だったのかと改めて…
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台北に舞う雪 (2009) 中国/日本/台湾

[1174]生活的に苦しい状況の中で恋愛だけが主題になる事はあり得ない フォ・ジェンチイ監督が台湾を舞台に撮った青春ドラマ。 私は情報を入れずにいきなり観るタイプなので 観終わった後に知ったのだが、シナリオを書いたのは 何と日本人の田代親世という女性だったよ。 さて私の感想は…、後のお楽しみって事になるのか…
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天空からの招待状_3 (2013) 台湾

[1172]繁栄は破滅の始まりと先人は教えた筈なのだが これは桃園の観音海岸。 海の色が真っ二つ。汚染水と本来の海水である。 汚染水を辿るとむろん河口。 カメラはあちこちの河川を辿ってみせる。 有毒物質は川の生物の生命を絶った。 むろん海だけでなく地をも汚染している訳だ。 …
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天空からの招待状_2 (2013) 台湾

[1172]繁栄は破滅の始まりと先人は教えた筈なのだが だが一方で映像は、 この島=台湾においても凄まじい勢いで自然破壊、 環境破壊が進行している事を映し出す。 豪雨に見舞われ、為す術もなく沈み込む養魚場と果樹園。 ここ30数年、地球温暖化の影響で 豪雨に見舞われる日が多くなったのである。 今年の台風の…
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天空からの招待状_1 (2013) 台湾

[1172]繁栄は破滅の始まりと先人は教えた筈なのだが 監督のホウ・シャオシェンから 「天空からの招待状」なんていう招待状が届いたものだから、 何だろうと思って封を切ったら、 上空から台湾の地形、街などをつぶさに眺めた ドキユメンタリー映画だった(^^♪ しかしこれがまあ何とも素晴らしいドキュメントだった…
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スリー・モンキーズ_3 (2008) トルコ

[1173]この家族が見ない、聞かない、言わないの三猿になってしまう本当の理由は何なのか 唐(十郎)さんが私の転位・21の舞台を観に来てくれた夜、 宴席でたまたま私の舞台の話になった。 唐さんが「俺のライバルは哲だ」なんて偉く誉めてくれるもんだから、 私が恐れをなして「いえいえ、俺の作ってる芝居は 唐さんに…
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スリー・モンキーズ_2 (2008) トルコ

[1173]この家族が見ない、聞かない、言わないの三猿になってしまう本当の理由は何なのか 仲間たちは「出所して来たな」とエユップを歓迎する。 この映画の登場人物は、エユップ家族三人とセルヴェトの四人。 他に出てくる人物はこれらの人物のみと言って良いくらい(^^♪ その意味ではこのシーンは重要。 何がってホラ…
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スリー・モンキーズ_1 (2008) トルコ

[1173]この家族が見ない、聞かない、言わないの三猿になってしまう本当の理由は何なのか 私の超お気に入り、 「昔々、アナトリアで」(2011)を撮ったトルコの監督、 ヌリ・ビルゲ・ジェイランの作品。 本人。カッコ付けても許すけど、 全然似合わんから止めた方が得かもしれない(笑) 彼の作品を観るの…
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原爆の子_3 (1952) 日本

[1171]この原爆映画の美しさ、哀しさは何処から来るのか 孝子はもう一度頼む、 太郎を私に島で育てさせて欲しい、と。 岩吉はどうぞそれだけはご勘弁をとまた断った。 孝子は岩吉の気持ちも良く理解できたので、 ではそのうち気が向いたら手紙をください、 いつでも迎えに来ますと言い、岩吉に別れを告げる。 …
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原爆の子_2 (1952) 日本

[1171]この原爆映画の美しさ、哀しさは何処から来るのか この映画を初めて観たのは小学生の頃だった。 巡回映画だったか、自宅庭での青空映画館だったか、 あるいは街の映画館だったのかもう記憶にない。 憶えているのは、この回想シーンを観た時、 何が何だかよく分からず、頭が真っ白になったまま ただボーッと観て…
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原爆の子_1 (1952) 日本

[1171]この原爆映画の美しさ、哀しさは何処から来るのか 原爆投下から7年後の1957年に作られた、 近代映画協会と劇団民芸の共同製作作品。 1952年4月28日に占領が終わり、GHQの検閲がなくなる。 結果、初めて正面から被爆の実態を描く作品となった。 新藤兼人は同じ頃に撮影されていた映画「ひろ…
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私は貝になりたい (1959) 日本

[1170]黒澤明はなぜ「これじゃ何か大事なものが足りなくて貝にはなれない」と言ったのか 黒沢明と組んだシナリオライター、橋本忍の初監督作品。 もともとラジオ東京テレビ(現TBS)が1958年に製作した テレビドラマで、大ヒットし、翌59年に映画化されたのである。 私が初めて観たのはリバイバル上映。 広島にいた…
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約束_3 (1972) 日本

[1169]ここには高度成長期に「裏日本」で起きていた事が描かれている 改札を出ると監視員と女は刑務所へと向かった。 年下男は二人の後について行った。 歩道橋の階段を上り詰めた時、一瞬、男の足が止まった。 巨大な壁に囲まれた刑務所が目に入ったのだ。 監視員と女はその壁沿いを歩いた。 …
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約束_2 (1972) 日本

[1169]ここには高度成長期に「裏日本」で起きていた事が描かれている 翌日、女は年下男と約束した海辺の休憩所へ、 約束した時間に行った。 男はまだ来ていなかった。 女は部屋には上がらず、玄関先で男を待った。 男はなかなか現れない。 裏口に酒屋が注文取りに現れた。 酒屋はおかみを見ると洒落口を叩…
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約束_1 (1972) 日本

[1169]ここには高度成長期に「裏日本」で起きていた事が描かれている 1972年に公開された岸恵子と萩原健一の作品。 監督は「津軽じょんがら節」などを撮った斎藤耕一。 我等が味方YouTube提供(^^♪ 北陸本線。 故郷へ向かう一人の女がいた。 女は戦後を生きた女、我等が岸恵子だった(^^…
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キャタピラー_2 (2010) 日本

[1168]若松孝二が若松映画を捨ててまで撮り急いだ理由は何か 1970年代の初め頃だったと思うが、 私の敬愛する作家・古井由吉は言った。 素人でもいかにも小説らしい小説を書く時代になったので、 作家の私はいかに小説らしくないもの(非小説)を書くかに 奮闘努力をしなければならなくなった、と(^^♪ わ…
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キャタピラー_1 (2010) 日本

[1168]若松孝二が若松映画を捨ててまで撮り急いだ理由は何か 若松孝二は 「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」の後、 この「キャタピラー」を初め四本の映画を遺して逝った。 残されたその四本の映画について書いたものかどうか 私は迷っていた。 すでに若松映画とは言い難い映画だったからだ。 いつだった…
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エレファント_3 (2003) アメリカ

[1167]これがアメリカと日本の学校に於ける子供たちの現実 エリックが食堂へ現れた。 エリックがアレックスに「どうだったか」と聞く。 アレクスが立ちあがり「まあまあかな。そっちは?」と返す。 エリックが「校長と何人かやったよ」と答えた次の瞬間、 エリックは飛んできた銃弾で斃れた。 アレッ…
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エレファント_2 (2003) アメリカ

[1167]これがアメリカと日本の学校に於ける子供たちの現実 ミシェルが廊下を歩き図書館へと向かう。 廊下ではカメラを手にしたイーライが 父親の車へ向かおうとするジョンに声をかけ、彼の写真を撮る。 ミシェルの足が小走りになる。 アレックスがシャワーを浴びていると、 「今日死ぬんだよな」と言いながら…
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エレファント_1 (2003) アメリカ

[1167]これがアメリカと日本の学校に於ける子供たちの現実 現在のアメリカ映画界の中で私が信頼している 数少ない監督のひとり、ガス・ヴァン・サントの作品(^^♪ 1999年4月20日、コロラド州ジェファーソン郡の コロンバイン高校で起きた虐殺事件を下敷きに描いたもの。 空―。雲が湧く。雲が流れる。…
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恋恋風塵(れんれんふうじん)_2 (1987) 台湾

[1116]写真を出来るだけ活動させないようにして撮った稀に見る傑作 台北へ帰ると間もなくワンは兵役の通知を貰った。 ホンはシャツを作りワンに贈った。 ワンは故郷へ帰る電車を待った。 電車が来た。 ホンはホームで見送る事が出来ず、改札を走り出た。 父親はその夜、息子と一緒に…
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