ベリッシマ (1951) イタリア [1208] ヴィスコンティの大傑作。これぞ写実的イタリアン・オペレッタ! 『ベリッシマ』 1951年 イタリア 115分 監督: ルキノ・ヴィスコンティ 脚本: スーゾ・チェッキ・ダミーコ ほか 撮影: ピエロ・ポルタルピ ポール・ロナルド 音楽: フランコ・マンニーノ 出演: アンナ・マニャーニ ワ… トラックバック:1 コメント:0 2018年01月15日 続きを読むread more
アポロンの地獄 (1967) イタリア [1207] 能舞台を連想させるわがパゾリーニの名作 『アポロンの地獄』1967年/イタリア/104分 監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ 出演:フランコ・チッティ、シルヴァーナ・マンガーノ、 アリダ・ヴァリ、ラウラ・ベッティ サイトが見れないとき唯一救われたのはDVD映画漬けの日々を送れたこと。 1ケ月間にゆうに… トラックバック:0 コメント:0 2018年01月11日 続きを読むread more
ミツバチのささやき_5 (1973) スペイン [1205]映画の鑑。愛情の籠った美しい映像と少女の物語に涙が溢れるよ♪ テレサは診察に駆けつけてくれた医師に聞いた。 「具合は?」「弱ってる」 「眠らないし食べないし、口もききません。光を嫌がって。 私達を見ても分からないみたい。私達が存在しないみたい」 「テレサ、アナはまだ子供なんだ。 ひどい衝撃を受… トラックバック:5 コメント:0 2016年03月15日 続きを読むread more
ミツバチのささやき_4 (1973) スペイン [1205]映画の鑑。愛情の籠った美しい映像と少女の物語に涙が溢れるよ♪ 夜、小屋は激しい銃撃に見舞われた。 男は人民戦線の兵士で、追手に見つかり射殺されたのだ。 フェルナンドは警察署に呼ばれる。 街には職のない男たちが群れている。 内戦直後の人々の様子がさりげなく、しっかりと描かれている(^^♪ … トラックバック:5 コメント:0 2016年03月14日 続きを読むread more
ミツバチのささやき_3 (1973) スペイン [1205]映画の鑑。愛情の籠った美しい映像と少女の物語に涙が溢れるよ♪ アナがタイプを打っていると突然、部屋の向こうで 物が倒れ、姉イサベルの悲鳴が上がった。 アナは廊下に出て「イサベル」と呼ぶが返事がない。 廊下の端にある部屋を覗いてみると、 仰向けになってイサベルが倒れていた。 窓が半開きに… トラックバック:5 コメント:0 2016年03月14日 続きを読むread more
ミツバチのささやき_2 (1973) スペイン [1205]映画の鑑。愛情の籠った美しい映像と少女の物語に涙が溢れるよ♪ 放課後、イサベルはアナを連れて村外れの小屋へ行く。 精霊が住んでいると言う小屋だ。 イサベルは小屋の脇にある古井戸を覗く。 精霊は井戸の底からやって来るらしい(^^♪ そして右の入り口から入りすぐに左の入り口から現れる… トラックバック:5 コメント:0 2016年03月13日 続きを読むread more
ミツバチのささやき_1 (1973) スペイン [1205]映画の鑑。愛情の籠った美しい映像と少女の物語に涙が溢れるよ♪ これも私の超お気に入りの作品である。 映像といい物語といい、これほど素晴らしい映画も ザラにはない。 製作は1973年だが日本公開は1985年。 配給会社は何やってんだあ!と当時ド頭に来たものだ♪ ちなみに監督は1940年に スペ… トラックバック:5 コメント:0 2016年03月12日 続きを読むread more
コーカサスの虜_2 (1996) カザフスタン [1204]トルストイの原作小説を元にチェチェン紛争の一端を描いた必見の名作 そして二人がアブドゥルと一緒に帰宅すると食事を出す。 ワーニャが首飾りの音色を誉めると、 ジーナは祖母の形見だとその一つ一つを見せる。 ワーニャが「綺麗だ」と誉める。ジーナは嬉しそうに笑む。 残念ながら私がジーナに関わる隙はもう微… トラックバック:2 コメント:0 2016年03月09日 続きを読むread more
コーカサスの虜_1 (1996) カザフスタン [1204]トルストイの原作小説を元にチェチェン紛争の一端を描いた必見の名作 トルストイの小説「コーカサスの虜」の設定を 第一次チェチェン紛争に置き換えて製作された、 私のお気に入りの作品(^^♪ 小説はトルストイが、チェチェン戦争の戦地コーカサスでの 従軍体験をもとに書いた子供向けの中編。 … トラックバック:2 コメント:0 2016年03月08日 続きを読むread more
アンジェラの灰 (1999) アメリカ/アイルランド [1203]映像の美しさと、超貧乏物語を生きてみせる俳優陣に拍手 「ミッドナイト・エクスプレス」 (1978)等で知られる監督、 アラン・パーカーがアイルランドを舞台に撮った 貧乏極北家族の物語(^^♪ 時は世界的大恐慌が吹き荒れた1930年代。 アイルランド独立戦争を戦ったマラキ(ロバート・カーライル)は、 … トラックバック:0 コメント:0 2016年03月07日 続きを読むread more
哀しみのトリスターナ_2 (1970) スペイン [1202]聾唖者サトゥルノだけがトリスターナの哀しみを理解した 昼間、トリスターナはサトゥルノと一緒に好んで街を散歩した。 彼女は街の人々にも笑顔を見せなかった。 表情はどこまでも凍てつき、氷りついていた。 だがサトゥルノだけは知っていた。 冷酷極まりないトリスターナの中には聖母マリアの哀しみが 隠… トラックバック:2 コメント:0 2016年02月21日 続きを読むread more
哀しみのトリスターナ_1 (1970) スペイン [1202]聾唖者サトゥルノだけがトリスターナの哀しみを理解した ルイス・ブニュエル、70歳の時の作品。 それを言われると私は考え込んでしまう。誰に言われるのか。 3歳年上の我が姉、カトリーヌ・ドヌーヴである(笑)。 複雑難解にして変態の我が祖父、 ブニュエルに対しては限りなくシンプルに生きたい(^^♪ … トラックバック:2 コメント:0 2016年02月21日 続きを読むread more
赤い風船 (1956) フランス [1196]「パリの田舎」メニルモンタンを舞台にした少年と赤い風船の珠玉の物語 アルベール・ラモリス監督が 1956年に発表した珠玉の短編。 カンヌ国際映画祭において短編パルム・ドールを受賞した 作品なのだが、私が初めて観たのは何とつい数年前、 DVD化されてからである(泣)。 もちろんトーキーなのだが、 … トラックバック:0 コメント:0 2016年01月29日 続きを読むread more
イル・ポスティーノ_2 (1994) イタリア [1192]村の青年は言った、この島の海と山を知らない者はこの惑星を知らないと マリオは翌日から、 郵便局長で同志のジョルジョに助けを借りながら 島の自然の音を録音しはじめた。 あの日、「この島で美しいものを彼らに伝えてくれ」と言った ネルーダに応えるために(^^♪ カラ・ディ・ソットのさざ波。 カ… トラックバック:2 コメント:0 2016年01月13日 続きを読むread more
イル・ポスティーノ_1 (1994) イタリア [1192]村の青年は言った、この島の海と山を知らない者はこの惑星を知らないと チリの革命詩人パブロ・ネルーダ(1904~73)が イタリアに一時亡命した事を材に創られた作品。 ますだけいこさんのFBを覗いたらお正月に観た作品として 紹介がしてあったので、慌ててツタヤへレンタルに走り、 慌てて観たのだった(^^… トラックバック:2 コメント:0 2016年01月13日 続きを読むread more
特別な一日_2 (1977) イタリア [1189]性と政治の倒立する姿を描いたソフィア・ローレンとマストロヤンニの最高傑作 ガブルエレは彼女の心を推して言う、 僕には何の下心もない、と。 アントニエッタは返す、 「うそ。わざと抱きついたのよ。男は皆同じ。予想はしてた、 本を持って来た時から。あの電話もわざとね」と。 そして帰ってと言うのだが、 … トラックバック:2 コメント:2 2016年01月05日 続きを読むread more
特別な一日_1 (1977) イタリア [1189]性と政治の倒立する姿を描いたソフィア・ローレンとマストロヤンニの最高傑作 ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニのコンビ作品。 二人のコンビ作品では「ひまわり」が良く知られているが、 実は私はこの作品が一番好きなのだ、それも圧倒的に(^^♪ ますだけいこさん(FB友達)から「只今、GYAO!で… トラックバック:2 コメント:0 2016年01月05日 続きを読むread more
ヴェラの祈り_2 (2007) ロシア [1188]大地と接する女性の心身を描いた アンドレイ・ズビャギンツェフ の傑作 カメラは一転、森の中の小川(溝)を捉える。 ここはアレックス家族4人が入った丘の上の森で、 息子キールが「水が枯れている」と言った処なのだが、 そこに突如、水が湧き始めたのだ。 一瞬、処女の泉だ!と私は危うく叫びそうになる。 そ… トラックバック:0 コメント:0 2015年12月31日 続きを読むread more
ヴェラの祈り_1 (2007) ロシア [1188]大地と接する女性の心身を描いた アンドレイ・ズビャギンツェフ の傑作 「父、帰る」を撮ったロシアの監督、 アンドレイ・ズビャギンツェフの長編第2作。 原作はアメリカ人作家、ウィリアム・サロイヤンの小説。 読んだ事ないが、話の大筋を借りただけかも。 丘陵の向こうから車が走って来る。 丘には一… トラックバック:0 コメント:0 2015年12月31日 続きを読むread more
冬の光 (1962) スウェーデン [1185]自然と核の脅威を前に沈黙する神を描いたベルイマンの名作 「鏡の中にある如く」「沈黙」とともに ベルイマンの「神の沈黙」三部作と言われている作品。 なのだが、ベルイマンの作品のほとんどは神の沈黙を 主題にしているんじゃないの、というのが私の単純な感想。 しかしコレはいいよ、凄いよ、映像が。 ベルイマ… トラックバック:0 コメント:0 2015年12月11日 続きを読むread more
フレンチ・カンカン_3 (1954) フランス [1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ ミニはダングラール小父さんの言葉がめちゃ堪えた。 涙が止まらなかったがすぐに後を追い、言った。 「すぐ行きます!」 女王ローラが楽屋を飛び出し、ミニを抱き締めた(^^♪ ダングラールが皆に声をかける、 「… トラックバック:3 コメント:0 2015年09月18日 続きを読むread more
フレンチ・カンカン_2 (1954) フランス [1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ ダングラール小父さんの稽古場生活が始まる。 オラは慣れっこだけど、小父さんもまるで意に介してないぞよ。 食事は皆が持って来てくれる残りもの(^^♪ ポーロがまた現れるが、どん底生活を見て今日は許してやる だって… トラックバック:3 コメント:0 2015年09月18日 続きを読むread more
フレンチ・カンカン_1 (1954) フランス [1181]史上最高のオペレッタ。フレンチ・カンカンを観にムーラン・ルージュへ行こう(^^♪ あったあ~❢と狂喜の余り、 万歳を連呼しながら手賀沼を一周しそうになったよ(^^♪ もう大好きなのよ、この映画。 レンタル屋さんの棚で発見出来なくて諦めてたら、 ツタヤのサイト・レンタル屋さんに置いて… トラックバック:3 コメント:0 2015年09月17日 続きを読むread more
蛇の卵_2 (1977) ドイツ [1115]ナチ・ヒットラー誕生の背景をドイツ表現主義を駆使して描いた大傑作 アランはハンスのお蔭で仕事にありつく。 病院の資料の整理だ。 マヌエラは医療着などのクリーニング。 部屋へ戻るとまたアベルにモーターの音が聞こえる。 彼の頭が割れる、彼はイラつく。 これは罠だ、自分たちは監視され… トラックバック:2 コメント:0 2015年07月15日 続きを読むread more
蛇の卵_1 (1977) ドイツ [1115]ナチ・ヒットラー誕生の背景をドイツ表現主義を駆使して描いた大傑作 イングマール・ベルイマンが 脱税を疑われて本国スウェーデンに嫌気が差し、 ドイツで、アメリカ資本で撮った1977年の作品。 作品の資料をとあるサイトを覗いたら そんな事が書いてあった。え~!とオラはぶっ魂消た。 作品は以前に観て… トラックバック:2 コメント:0 2015年07月15日 続きを読むread more
主婦マリーがしたこと (1988) フランス [1104]彼は言った、フランスは巨大な鶏小屋だと フランス最後のギロチン女性処刑者、 マリー=ルイーズを描いた映画。 監督はクロード・シャブロル。 実はこの映画が日本で公開された時、 感想原稿を依頼されて書いたのだが、 何の雑誌に書いたか、何を書いたか忘れた(^^♪ パンフレットだったような記憶もあるが、… トラックバック:0 コメント:1 2015年06月01日 続きを読むread more
審判_2 (1963) フランス [1103]主人公ジョセフ・Kを襲った悪夢はいま日本を襲っている Kがテイトレリの部屋を辞そうとすると、彼が扉を開けてくれた。 と、その扉も法廷に通じていた。 被告人たちがいた。Kはようやく気づいた。 彼らは自分が彼らの仲間に加わることを恐れているのだ、と。 自分が完全な全面無罪を求めて、唇から言葉を発… トラックバック:2 コメント:0 2015年05月31日 続きを読むread more
審判_1 (1963) フランス [1103]主人公ジョセフ・Kを襲った悪夢はいま日本を襲っている 昨夜、フェイスブック上で悪夢を見た。 元小結舞の海が公開憲法フォーラム 「憲法改正、待ったなし!」の席上でこう発言したというのだ。 …日本人力士の考えは甘い。 自分は真っ向勝負で戦うから相手も真っ向勝負で来てくれるだろう と考えるが、対戦相… トラックバック:2 コメント:0 2015年05月30日 続きを読むread more
第三の男_2 (1949) [1099]超名画(^^♪ 第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール ライムは迷路になっている地下水道に逃げ込む。 はい、音楽(^^♪ あ、映画ではここは音楽使ってないからね。 東京の地下水道もこんな広いのかな(^^♪ われらがオーソン・ウェルズ、この地下水道でのロケは嫌だ… トラックバック:0 コメント:0 2015年05月18日 続きを読むread more
第三の男_1 (1949) イギリス [1099]超名画(^^♪ 第二次世界大戦直後のウィーンを舞台にしたフィルム・ノワール サスペンス映画では私の中のベスト3に入るかな(^^♪ 映像は素晴らしいし、音楽は素晴らしいし、 オーソン・ウェルズ、ジョセフ・コットンの名コンビにも痺れまくるよ。 米英仏ソによる四分割統治下にあった オー… トラックバック:0 コメント:0 2015年05月17日 続きを読むread more