テーマ:木下恵介

野菊の如き君なりき_3 (1955) 日本

[1105]少年政夫と民子の初恋を無常の下に描きだした木下恵介の名作 民子に縁談が持ち込まれた。 民子は頑なに首を縦に振らなかった。 民子の両親は政夫の母に説得を頼んだ。 母は民子に言った。 「政夫の所に来たいのかも知れないけど、 それは私が不承知だからね」と。 民子は声をあげて泣いた。 …
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野菊の如き君なりき_2 (1955) 日本

[1105]少年政夫と民子の初恋を無常の下に描きだした木下恵介の名作 …「政夫さん…私野菊の様だってどうしてですか」 「さアどうしてということはないけど、民さんは何がなし野菊の様な風だからさ」 「それで政夫さんは野菊が好きだって…」 「僕大好きさ」 野菊の様な人だと云った詞についで、その野菊を 僕はだい好きだ…
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野菊の如き君なりき_1 (1955) 日本

[1105]少年政夫と民子の初恋を無常の下に描きだした木下恵介の名作 伊藤左千夫の小説「野菊の墓」を木下恵介が映画化。 公開は1955年。初めて観たのは巡回映画だったのかなあ。 さすがに記憶が遠すぎて憶えてないよ(^^♪ 富士山。ごめん、最近、富士山に凝ってるもんだからさ(笑)。 なんでか? 私のフェイスブ…
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風花_2 (1959) 日本

[1100]大自然の側から、あるいは家屋の側から人間を見る木下恵介の世界 杉田家の次男が正式に結婚を申し込んでくる。 名倉トミはこれで名倉家の面目が立った、 名倉家を笑っている世間の連中に仕返しができたと喜ぶ。 われらが東山千栄子の怪演には痺れまくるしかない(^^♪ それを聞いた捨男は家を飛び出す。…
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風花_1 (1959) 日本

[1100]大自然の側から、あるいは家屋の側から人間を見る木下恵介の世界 信濃川の流れる信州善光寺平。 信州の人たちが盆地のことをなぜ「平」と呼ぶのか謎なんだという(^^♪ 真っ平だから「平」と素直に言ってるだけだと私は思うのだが(笑)。 村人たちが元地主の名倉家の門前を注視している。 村の子供たち…
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夕やけ雲_2 (1956) 日本

[1097]ここに描かれた家族像、人物像はいまや「理念」としてしかありえない その足で洋一はそのまま友達の誠二を訪ねるが、 かれはまだ学校から帰っていなかった。 おまけに母親(山田五十鈴)から意外な話を聞かされた。 近く父親の転勤で北海道へ引っ越すというのだ。 山田五十鈴さんの夫は中村伸郎さん。 …
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夕やけ雲_1 (1956) 日本

[1097]ここに描かれた家族像、人物像はいまや「理念」としてしかありえない 戦後10年が経った東京の、とある下町。 高校生の洋一は、父源吉、母お新、 姉豊子、妹和枝、弟妹の七人家族で細々と暮していた。 父源吉(東野英治郎)は魚屋をやっていた。 洋一(田中晋二)は魚屋が嫌いだった。 …
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花咲く港 (1943) 日本

[1095]木下恵介作品を決定づけた監督デビュー作品 1943年(昭和18)に公開された 木下恵介の監督デビュー作。当時31歳。 原作は菊田一夫の戯曲で、古川緑波一座初演だが、 すでに木下恵介の資質が詰まっている傑作。 黒澤明の「姿三四郎」とともに、 新人映画監督を対象にした山中貞雄賞を受賞している。 だい…
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はじまりのみち (2013) 日本

[1078]ああ、この日本に「はじまりのみち」はありやなしや 松竹が木下惠介生誕100年プロジェクトの一つとして製作した映画。 監督は「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」などの アニメ作品で知られる原恵一。初めての実写作品なのだそうだ。 昭和19年、木下は国策映画「陸軍」を撮る。 …
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新釈四谷怪談_2 (1949) 松竹

[1076]怨霊劇をお岩と伊右衛門の道行劇へと書き変えてみせた木下恵介の傑作「四谷怪談」 進退窮まった直助は伊右衛門を捕まえてまた脅す。 一文字屋の蔵から金を盗みだして上方へ逃げよう、 侵入するので手伝え、と。 伊右衛門はお岩と小平の遺体を投げ込んだ隠亡堀をひとり訪れる。 自分の罪を悔いているのであ…
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新釈四谷怪談_1 (1949) 日本

[1076]怨霊劇を道行劇へと書き変えてみせた木下恵介の傑作「四谷怪談」 15年ほど前、歌舞伎の台本をもとに2本ほど台本を書いた。 1本は「女殺し油地獄」(原作・近松門左衛門)で、 もう1本は「東海道四谷怪談」(原作・鶴屋南北)である。 その「四谷怪談」を書くとき参考にさせてもらったのが 実はこの木下恵介作…
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陸軍_2 (1944) 日本

[1072]反戦映画かどうか微妙であることによって反戦映画足りえている傑作 友助は次男を連れて伸太郎を見送りに行った。 わかは行くと自分はきっと泣くだろうからと残り、ひとり店を掃除をする。 途中、軽い眩暈に襲われ、縁に腰を下ろす。 そうして深呼吸を繰り返した後、小さな声で五ケ条(軍人勅諭)を復唱しはじ…
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陸軍_1 (1944) 日本

[1072]反戦映画かどうか微妙であることによって反戦映画足りえている傑作 1943年に「花咲く港」で監督デビューした木下恵介は、 戦前4本の作品を手掛けている。 この「陸軍」は1944年に撮られた4本目、戦前最後の作品で、 陸軍省の依頼により「大東亜戦争3周年記念映画」として製作された、 いわゆる国策…
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女 (1948) 松竹

[1067]戦後間もない庶民生活の一断面を鋭く描いてみせた若き木下恵介の傑作 久しぶりに近くのツタヤへ。 といっても自宅から10キロ近くあるんだよ。知らなかったでしょう。 え? 知るかそんなもん? ごめん(笑)。 で、邦画コーナーを覗いたら「ギョッ!」だよねえ。 懐かしのコーナーが新設されててズラッと並んで…
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二十四の瞳 (1954)

[563]子供たちの不在を通して戦争を描きぬいた戦後映画の不朽の名作 ★★★★★★ 観るの封印していた唯一の作品…。 はじめて観たのは公開当時の1954年か55年だから、 まだ小学2、3年生…(笑)。 学校の講堂で観たのか、 親父のやっていた自宅庭特設映画館で観たのか…? 二度目はレンタルビデオ…
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喜びも悲しみも幾歳月 (1957)

[539]天才・木下恵介の映像美学が溢れた不朽の名作 ★★★★★★ 邦画もすこし見直しておかないと、 と思って、これも20年ぶりくらいに観た作品…。 改めて、すごい映画だよなあ、と痺れっぱなしである。 全身が痺れる…。 日本には世界に誇れる映画監督けっこういると思うけど、 その中で天才監督は?と聞か…
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笛吹川 (1960) 松竹

驚愕の新事実。カラータッチは松竹側が独断で行い上映していた! この作品については実はすでに一度簡単な感想を書いている。 「こんな日は映画を観よう」というブログを始めた頃だ。 とりあえずそのまま以下に再録してみる。 ☆     ☆     ☆     ☆     ☆     ☆ 凄いねえ木下恵介って監督は…
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笛吹川 (1960)

[122]木下恵介はモノクロ写真になぜ色をつけたのか……? 「凄いねえ木下恵介って監督は。 なに考えてんだかさっぱりわかんない(笑)。 この映画シロクロで撮ってあるんだけど、 写真(映像)に時どき色がつけてあるの。カラータッチ。 空の一部に青、篝火の炎のところだけ赤、ゴザのところだけ橙色とかみたく。 普通…
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カルメン故郷に帰る (1951)

[111]日本初のカラー映画は、強烈に「戦後」を感じさせる……? よく知られているように、 日本ではじめての「総天然色」(カラー)映画。 じつはカラーが失敗したら…、と心配し、 平行してモノクロでも撮影されたらしい。 で、スタッフも俳優も一流どころを揃えているのだが、 みんな、モノクロ撮影のときのほうがリ…
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木下恵介__監督

■木下恵介(日本)   本名・木下正吉   1912年(大正元年)12月5日-   1998年(平成10年)12月30日   映画監督、脚本家 静岡県浜松市で食料品店を営む父・周吉、母・たまの8人兄弟の4男として生まれる。浜松工業学校(現浜松工業高等学校)紡績科を卒業後上京。1933年(昭和…
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